• 光る君へ日記 第20回 「望みの先に」

  • May 20 2024
  • Length: 57 mins
  • Podcast
光る君へ日記 第20回 「望みの先に」  By  cover art

光る君へ日記 第20回 「望みの先に」

  • Summary

  • 先週の予告で高畑定子(藤原定子・高畑充希さん)が刃物を持つ様子が流れましたが、これを見たおかげで暗くて重い気持ちで1週間を過ごした「光る君へ」ファンも多かったと思います。そして放映された後の今、おたまの心中を思うにつけ、涙が袖を濡らすのです。

    1000年の時を経てもなお、日本の文学史に名を刻む清少納言と紫式部をして、木の枝を持たせ、庭に隠れさせ、そのシーンを目撃させるというのは、NHKも罪深きこと限りなし。なんてことしてくれるの?!という想いを持たざるを得ないよね。とても重くて辛いシーンなのに、二人のことが気になって集中できないという二重三重のトラップに苦しみました。

    岸谷為時(藤原為時・岸谷五朗さん)の就職、秋山実資(藤原実資・秋山竜次さん)の活躍、吉田詮子(藤原詮子・吉田羊さん)の自作自演、三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)の地団太と、今回も見どころ満載、胸いっぱいのまま、つぼねに集いました。

    さあ、友がたりをいたしましょう、存分に。


    <今回配信の注意>

    ※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。

    ※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。


    <おぎ注> 

    伊周の呪詛:栄花物語には「皇族しか行ってはいけない呪いを臣下である伊周がこっそり行っていた(おぎ訳)」とある。

    「源氏は息子を信用していない」:源氏の息子である夕霧は、こっそり覗いた紫上の美しさに心惹かれ、しかもそれを源氏に気付かれたため、源氏は夕霧を警戒していた。源氏は女性の悩みには疎いが、こういう警戒心は鋭い。

    ※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!


    <参考>

    「光る君へ」NHK 公式HP  https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/

    ・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます

    https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/pR0gv9aQzJ/ 


    【用語集】第20回より 省試/文章博士 ほかhttps://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/p6qAJKZb16/


    <出典>

    『ビギナーズ・クラシックス日本の古典・権記』 藤原行成著 倉本一宏編 角川ソフィア文庫https://www.kadokawa.co.jp/product/322103000169/

     「栄花物語 上」 岩波書店 日本古典文学大系

    ※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。

    ※内容は諸説あります。

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    をしへて! 倉本一宏さん ~漢詩ではない? 越前守となった藤原為時の詩の謎!https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pOe5PADJ0O/

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