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  • 平和の礎 181人を追加刻銘
    Jun 6 2024

    2024年6月6日(木)放送分


    担当は上地和夫さんです。                                                                                                                                       


    琉球新報の記事から紹介します。


    県はこのほど、沖縄戦などの戦没者名を

    国籍を問わずに刻む平和の礎に、

    181人を追加刻銘すると発表しました。


    県出身者は24人で、そのうち戦場となった

    県内で亡くなったのは7人でした。


    県外出身者は戦艦大和の乗組員など

    近海で亡くなった海軍関係者が

    大半ということです。


    刻銘者数は

    合わせて24万2225人となります。


    県平和・地域外交推進課によりますと、

    県出身者の出身地は金武町4人、

    名護市と糸満市がそれぞれ3人、

    那覇市とうるま市が

    それぞれ2人などでした。


    ほかの戦没場所はフィリピン5人、

    パラオやサイパンなど南洋群島6人です。


    平和の礎には、県出身の原爆被爆者の名前も

    刻銘されています。


    今回も広島や長崎で被爆し、2022年から

    23年に亡くなった4人が追加されます。


    今回、

    国外出身者の追加刻銘はありませんでした。


    平和の礎に年齢は刻まれませんが、

    追加刻銘者の年齢は、

    公表された生年月日と戦没日から、

    県出身者の半数となる12人が

    12歳以下だと分かります。


    当時の糸満町の女の子は1945年6月1日に

    生まれ、命日は不明ですが、

    その月内に亡くなったということで、

    子どもが犠牲になる戦争の現実が

    改めて浮かび上がりました。

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    6 mins
  • 新型コロナウイルス新規感染者数 7週連続の増加
    Jun 5 2024

    2024年6月5日(水)放送分


    担当は上地和夫さんです。                                                                                                                                       


    琉球新報の記事から紹介します。


    県は先月31日、

    先月20日から26日の1週間に、

    県内の53定点医療機関から報告された

    新型コロナウイルスの新規感染者が747人で、

    1医療機関当たり14・09人だったと

    公表しました。


    前の週に比べて5%の増加で、

    7週連続の増加となりました。


    感染の拡大とともに

    入院患者も急増しています。


    基幹定点医療機関7カ所でのコロナ感染による

    新規入院患者は75人で、

    前の週より10人増えました。

    新規入院患者は高齢者が多く、

    80歳以上が67%を占めています。


    医療関係者によりますと、

    高齢者施設での集団感染だけでなく、

    独居や老老介護の高齢者の感染も

    多いということです。


    沖縄赤十字病院の佐々木秀章救急部長は

    「治療を終えても筋力や体力の衰えが進んで

    家に戻れない場合、

    回復期病院や施設となるが、

    満杯で転院できなくなりつつある。

    このままだと一般病床だけでなく

    集中治療室も高齢者で埋まり、

    若い世代を含む救急患者を受けられなくなる」

    と危ぶみ、


    「病気になった時に生活や生き方をどうするか、

    事前の家族での話し合いも重要」  

    と指摘しました。

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    6 mins
  • 与論島「与論城跡」 最大規模か
    May 30 2024

    2024年5月30日(木)放送分


    担当は上地和夫さんです。


    琉球新報の記事から紹介します。


    鹿児島県・与論島の「与論城跡」は

    面積がおよそ3万平方メートルで、

    奄美群島以南にある沖縄本島以外の

    城跡で最大規模だったことが23日までに、

    与論町の発掘調査で分かりました。


    陶磁器などの出土品や建物跡の分析から、

    14世紀後半から15世紀中ごろが

    最盛期だったことも判明し、

    町教育委員会は

    「琉球と奄美の関係を考える上で

    貴重な遺跡」として、

    国の史跡指定を目指しています。


    与論島は沖縄本島から20キロ余りの近さで、

    古くから琉球と交流が深かったとされます。


    琉球では14世紀から15世紀ごろ、

    北山、中山、南山の3つの王国が

    覇権を争っていました。


    与論城は島南部にある高さ93mの台地を

    利用して築かれ、面積は従来、

    東西およそ60m、南北およそ210mの

    1万1千平方メートル程度と

    されていました。


    町教委員会が2019年から22年度に

    実施した調査の報告書によりますと、

    城跡は東西およそ150mまで

    広がっており,

    石垣に琉球石灰岩を用いたり、

    盛り土を造成したりするなど、

    世界文化遺産に登録された沖縄の城と

    同じ特徴もありました。


    調査を担当した学芸員は

    「三山時代の北山が奄美方面へ進出する

    足掛かりとして整備した可能性がある」

    と指摘し、

    保護と活用に努めたいとしました。



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    7 mins

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