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  • 「第11回ふるさと自費出版大賞」で 安次富順子さん著書 「ブクブク―茶 改訂・増補版」が 郷土文化部門最優秀賞
    Nov 6 2025

    2025年11月6日(木)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    全国新聞社出版協議会が主催する

    「第11回ふるさと自費出版大賞」で、

    沖縄伝統ブクブクー茶保存会元会長の

    安次富順子さんの著書

    「ブクブク―茶 改訂・増補版」が

    郷土文化部門の最優秀賞に輝きました。

    沖縄から出版された本が受賞するのは初めてで、 

    審査員全員の一致により
    最優秀賞に選ばれたということです


    絶版となっていた前著を大幅に再編し、

    新たな調査研究の成果を書き加えた上で、

    去年12月に琉球新報社から改訂・増補版として
    出版されました。


    「幻のお茶」といわれたブクブクー茶の歴史や

    復興の道のり、道具や作法などを

    1冊にまとめたもので、

    安次富さんが特に力を入れたのは、

    関係者から募ったブクブクー茶に関する手記や、

    こつこつと取材した聞き取り記録の収録です。

    会長を務めた沖縄伝統ブクブクー茶保存会の

    会報に掲載した10年分の記録で、

    安次富さんの保存活動の

    集大成ともいえる内容になっています。


    安次富さんは「『ブクブクー茶を守りたい』

    という情熱を先輩方から受け取り、

    その思いを本に託したもので、今回の受賞で、
    協力いただいた方にお礼ができたと思う」と
    笑顔を見せました。

    その上で、「先人が残した正確な技術や作法を

    後世に残すために本書を活用してほしい」と

    思いを述べました。

    (了)

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  • 来年1月18日に「海洋博公園エンジョイマラソン」開催 参加者募集中
    Nov 5 2025

    2025年11月5日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    子どもからお年寄りまで、

    それぞれのペースでランニングを楽しめる
    「海洋博公園エンジョイマラソン」が  

    来年1月18日に海洋博公園で開かれます。


    参加定員は1200人で、

    来月12月19日までの間、

    参加者を募集しています。


    大会コースは、海洋博公園の南側を走る3・75キロで、

    本部町内と海洋博公園を周遊しながら

    ポイントを集め、商品が当たるウォーキングイベント

    「花咲く春の北部街道巡り」と同時開催しており、

    園内は色とりどりの花で彩られます。


    熱帯ドリームセンターもコースに含まれており、

    終了後にゼッケンの提示で、

    当日の再入場も可能となっています。


    幅広い世代から参加可能で、

    去年は最年少は0歳、最高齢は89歳でした。

    コスプレの参加者に海洋博グッズが贈呈される

    「パフォーマンス賞」も用意しています。


    コース内にはフォトスポットや、

    アトラクションが体験できる

    各種チャレンジスポットも用意しており、
    担当者は「小さなお子さまから、お年寄りまで
    みんなが楽しめるイベント。
    家族の思い出作りとして参加してほしい」と

    話しました。


    問い合わせは

    海洋博公園管理センターとなっています。


    (了)

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  • 本部町 備瀬区で電動キックボードを巡り苦情や懸念
    Oct 29 2025

    2025年10月29日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    フクギ並木が有名な本部町の備瀬区で、

    観光客向けのレンタル電動キックボードを巡り、

    一部の利用者が集落内を走行する上での

    マナーを守らないことなどが要因で、

    地域住民から事故を懸念する声や

    苦情などが上がっています。


    ドラマや映画の撮影地にもなった

    備瀬のフクギ並木は、写真映えするスポットとして

    観光客からの人気も高い一方で、

    並木沿いには地域住民の家も立ち並んでいます。


    フクギ並木の散策路には、

    特定の区間でキックボードなどの乗り物から降りて
    通行することを求める看板が設置されていますが、

    一部の観光客は降りずにそのまま通行しています。


    区内に住む70代の女性は、

    「比較的若い人がスピードを出しがちだ。

    中にはスマートフォンで写真か

    動画を撮りながら走っている人もいる。

    危ないと思って見ている」と話しました。


    現状を改善しようと、9月に備瀬区と本部町、

    本部署が話し合いを持ち、

    ルール作りの必要性を確認しました。

    具体的な方針は定まっていませんが、

    区は事業者も交えて意見交換したい考えで、

    喜屋武区長は「フクギ並木は生活の場所でもある。

    走るなとは言いにくいが、まずはルールだけでも

    作りたい」と話しました。  (了)

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  • 名護市源河で天然記念物ヤンバルクイナを確認
    Oct 23 2025

    2025年10月23日(木)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    大宜味村や東村を南限とする、

    国指定の天然記念物ヤンバルクイナが

    今年6月から7月にかけて、

    名護市源河で確認されていたことが

    分かりました。


    県が名護市源河に設置した

    カメラ数カ所で撮影されたものです。

    源河では2023年7月に

    初確認されていますが、

    その後確認例はありませんでした。


    県は、ヤンバルクイナの天敵の

    マングース防除対策について、

    ヤンバルクイナ分布の南限とされる

    大宜味村塩屋と東村福地ダムを結ぶ

    「SFライン」以南で
    重点的に実施してきました。


    県自然保護課の担当者は

    「やんばる地域で20年以上、

    マングースの捕獲に取り組んでいる
    成果が出ている」と語りました。


    県と環境省は希少種回復実態調査のため、

    自動撮影カメラを75台設置しており、

    今回見つかったのは源河を通る

    県道14号の周辺です。


    どのカメラも写っていたのは1羽で、

    同一の個体かは分からないということです。


    8月以降の撮影データは

    現在調査を進めており、

    県自然保護課の担当者は

    「マングースの捕獲数に比例して

    希少種も増える。

    今後ほかの希少種でもヤンバルクイナと

    同様のケースが出てくるのではないか」と

    期待し、マングース防除に継続して

    取り組むとしました。

    (了)

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  • 高校定時制通信制の生活体験発表大会でコザ高4年の城間さんが最優秀賞
    Oct 22 2025

    2025年10月22日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    第67回県高校定時制通信制生徒

    生活体験発表大会が16日、

    宜野湾市民会館で行われ、

    県内の定時制・通信制課程で学ぶ
    生徒10人が学校生活を通じて感じ、

    学んだ体験などを発表しました。


    「逆境を力に」と題して発表した

    コザ高校4年の城間裕翔(しろまゆうと)さんが

    最優秀賞に選ばれました。

    城間さんは11月16日に東京で開かれる

    全国大会に出場します。


    城間さんは、中学1年の冬に

    急性リンパ性白血病と診断され

    左目を失明しました。


    不安を抱えて入学したコザ高校定時制で、

    学ぶ楽しさを知りました。

    「年齢も背景もさまざまな仲間たち。

    その多様さが、むしろ『ここにいてもいい』

    と思わせてくれた」と振り返りました。


    簿記やパソコンに挑戦し、卒業式での司会や

    バンド活動など

    「あの病室で絶望していた僕には

    想像すらできなかった景色」と

    充実した高校生活を送っています。


    自らの外見へのコンプレックスも、

    少しずつ乗り越えられ、

    「片目は見えない。でも、もう一つの目で、

    確かに『希望』は見えています」と

    力を込めました。


    城間さんは全国大会に向けて

    「病気と闘っている人だけでなく、

    いろいろな人に自信を持ってもらえるように

    できたら」と話しました。    

    (了)

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  • 金属盗被害対策で改正古物営業法施行
    Oct 16 2025

    2025年10月16日(木)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    再利用可能な電線などの買い取りの際の

    本人確認を業者に義務付ける

    改正古物営業法施行規則が1日、

    施行されました。


    銅線ケーブルなどの金属盗被害の

    全国的な急増を受けた措置の一環で、

    電線などの売却の際に身分証の提示などが

    求められるようになりました。


    これまで1万円未満の取引では本人確認が

    義務ではなかった電線、エアコンや

    電気温水器の室外機、

    金属製グレーチングについて、

    取引金額にかかわらず、本人確認を業者に

    義務付ける規定に改めました。


    警察庁によりますと、

    去年、全国で認知された金属盗の被害は

    2万701件で、

    2020年のおよそ4倍にまで急増しました。
    背景には金属価格の高騰があります。


    材質別で最も被害が多い銅の今年の建値
    =生産業者が卸売業者に示す販売価格は、

    20年に比べおよそ2倍の水準まで
    上昇しています。


    一方、金属盗は県内でも増加傾向にあります。

    県警によりますと、去年の認知件数は

    57件と20年のおよそ4倍となりました。


    県内では電照菊農家の電線や、工事現場の

    配線といった銅線が盗まれるケースが多く、

    摘発件数も増加傾向にあります。


    県警は、一連の規制強化について

    ホームページで広報するほか、

    関係団体等へ周知を

    図っているとしています。   (了)

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  • 県内チャイルドシート利用状況は4年連続全国最下位
    Oct 15 2025

    2025年10月15日(水)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    JAF=日本自動車連盟沖縄支部はこのほど、

    今年の県内のチャイルドシート利用状況を

    発表しました。

    県内使用率は去年を0・5ポイント下回る

    53・5%で、

    4年連続全国最下位となりました。


    全国平均は去年の78・2%から

    82・4%に上昇した一方、

    県内は全国平均より28・9ポイント低く、

    全国の上昇傾向と逆行し

    着用が浸透しない状況が続いています。


    JAF沖縄支部と県警は5月10日、

    北中城村のイオンモール沖縄ライカムと

    イオン南風原店で6歳未満の乳幼児が

    乗車する車両202台に調査を実施しました。


    支部によりますと、シートを設置した上で

    ハーネスを着用しない

    「チャイルドシートにそのまま着座」の割合は

    16%から19・8%に増加しました。


    担当者は、誤った使用例で最も多いのは

    腰ベルトの締め付け不足とし

    「ベルトにねじれやたるみがなく、

    指が1本から2本入る程度が理想」と指摘し
    「ちょっとしたお出かけなら大丈夫と考えず、

    子どもが嫌がったとしても確実に

    使用してほしい」と呼びかけました。  (了)

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  • 県内の鶏卵価格が高止まり
    Oct 9 2025

    2025年10月9日(木)


    琉球新報の記事から紹介します。

    担当は上地和夫さんです。


    県内鶏卵価格が高止まりしています。

    JAおきなわの先月9月の鶏卵卸価格は

    前の年の同じ月に比べて

    1・2倍以上となり、

    キロ平均単価は前の年に比べて

    50円以上高い300円台後半まで

    上昇しました。


    去年、県外で発生した

    高病原性鳥インフルエンザの影響で、

    県外からの供給が減少したことに加え、

    同じく去年、県内の養鶏農家が飼育羽数を

    大幅に減らしたことなどが背景にあります。


    JAおきなわは「大阪万博などの

    大型イベントによる外食需要増や、

    8月から9月にかけての月見商戦なども

    影響した」と説明しています。


    県養鶏農業協同組合によりますと、
    去年、本島南部の養鶏農家が
    人手不足などを理由に

    およそ6万羽を減らしました。


    組合は「県内の養鶏農家の設備は
    老朽化しており、鶏を増やすには
    設備投資が必要となる。

    現在は卵が品薄で相場は良いが、

    この高値が続くとは見込めないため、

    農家は設備投資に

    慎重にならざるを得ない」と

    説明しました。


    また、今後の見通しについて

    「県外では鳥インフルエンザの影響から

    徐々に回復しているので、

    県内の鶏卵価格も年末ごろには

    落ち着くだろう」と述べました。  (了)

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