Episodios

  • #034 本当の「わたし」を生きる旅をはじめよう
    May 30 2025

    「私って、何者だろう?」

    そんな問いを胸に、「わたし」という存在をめぐる旅がはじまります。

    シーズン2では、ヒューマンデザインというエネルギーの地図を手がかりに、本当の「わたし」と出会い直し、まるごとの生命を生きていく道を歩みます。

    大切なのは、知識を集めることではなく、それを日々、生きていくこと。
    実践を通して体験する“生きた学び”を分かち合いながら、「私」の認識の枠を、宇宙へとひらいていきます。

    このPodcastは、MARIPOSAのウェブサイトと連動しています。より深く触れてみたい方は、ぜひサイトも訪れてみてください。

    さあ、本当の「わたし」を生きる旅へ。Let's begin the journey.

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    12 m
  • #033 | 9月30日〜10月6日の暦&高月美樹「長月」
    Sep 30 2024
    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。 9月30日(月)から10月6日(日)の「今週の暦」では、七十二候「水始涸(みずはじめてかる)」に込められた本来の意味と、その背後にある陰陽五行思想を紐解きます。 
 【今週の暦】 9月30日(月)から10月6日(日)/ 旧暦、葉月廿七日から長月四日 ・3日(木)「秋分」末候、七十二候「水始涸(みずはじめてかる)」 一般的には、稲刈りのために田んぼの水を抜く時期と解釈されますが、本来は自然界の水が減少し始める頃を意味します。古代中国の文献『礼記月令』から、その真意と自然観と背後にある「陰陽五行思想」へ。 【今週の月】 ・3日(木)新月 午前3時49分に新月を迎えます。新たな始まりのエネルギーを感じつつ、自分自身を見つめ直す良い機会です。この新月で、暦は長月、旧暦の9月、「秋収め」へ。 【今週の旬】 ・青く澄んだ空と冴えわたる月 「空澄む」「水澄む」といった言葉が象徴するように、秋は景色がはっきりと見える季節です。自然の音も冴えて聞こえ、「秋の声」が心に響きます。 ・蒲の穂 ガマ科の多年草である蒲。その茶色く真っ直ぐな花穂は独特の形をしており、やがて綿毛が風に乗って飛んでいきます。漢方薬の原料にもなる癒しの植物です。 ・稲架掛け 近年は機械乾燥が主流ですが、稲を天日干しする「稲架掛け」は、お米本来の美味しさを引き出します。手間と時間がかかりますが、その分美味しさも格別です。 ・落花生(らっかせい) 新鮮な落花生を塩ゆでにすると、格別の美味しさ。 
 【つながるレメディ】 月の満ち欠けをベースにした和暦手帳『和暦日々是好日』から「長月」をお届けします。和文化エディターの高月美樹さんが編集・発行するこの手帳は、自然と調和した暮らしを提案し、季節の移ろいや月の満ち欠けを感じながら日々を過ごすヒントが満載です。 
 【参考】 「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013 「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012 「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993 「澄明な秋の風満ちて実り豊かに。七十二候「水始涸(みずはじめてかる)」」ホシナコウヤ tenki.jp 2017 「月令」嶋田英誠 跡見群芳譜 「七十二候/水始涸」高月美樹 暦生活 2023 「秋分三候:雷始收声,蛰虫坯户,水始涸」发布时间 2020 「地域計画特論(12)陰陽五行説の基礎(東洋的思想の導入)」関西大学 地域計画特論セミナー 2005 「旬!生落花生のゆで方!」horseland cookpad 「稲架掛けってなに?便利な時代にあえて手作業にこだわる理由」ひりゅう 地域創生を全力で考えるメディアサイト「槻木」 2023 「カモ類の飛来経路及び移動状況について」環境省
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    18 m
  • #032 | 9月23〜29日の暦&詩人・石原弦「分水嶺」
    Sep 24 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    9月23日から29日の「今週の暦」として、七十二候「蟄虫坏戸」から広がる古代からの自然観と、現代への繋がりについてお話しします。「つながるレメディ」では、詩人・石原弦さんの詩集「石」から「分水嶺」をお届けします。

    【今週の暦】

    9月23日(月)から9月29日(日)/ 旧暦、葉月廿一日から廿七日


    ・28日(土)「秋分」次候、七十二候「蟄虫坏戸」

    小さな虫たちが冬ごもりの準備を始める頃。「むし」「虫」「蟲」のお話。古代中国の「蟲」の概念と、日本の大和言葉「むし」が融合し、自然と深く繋がっていた人々の世界観を紐解きます。


    【今週の月】

    ・25日(水)下弦の月

    先週、「中秋の名月」の翌日、18日に満月を迎えた月は欠けていく時期。次の新月は、10月3日(木)です。


    【今週の旬】

    ・金木犀(きんもくせい)

    甘い香りが秋の訪れを告げる金木犀。しかし、日本には雄株しか存在しないという少し切ない物語をご紹介します。

    ・チカラシバ

    力強く根を張るチカラシバ。秋の風に揺れるその姿に、自然の逞しさと美しさを感じます。

    ・新米

    新米の美味しい季節がやってきました。母から受け継いだ、新米をより美味しく炊く方法をお伝えします。

    【つながるレメディ】

    詩人・石原弦さんの詩集「石」から「分水嶺」をお届けします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「七十二候/蟄虫坏戸」高月美樹 暦生活 2023 

    「私もあなたもみんな「虫」?七十二候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」」ホシナ コウヤ tenki.jp 2016

    「「虫」は「むし」ではなかった」杉本浩 漢字教育士ひろりんの書斎 2015

    「虫」ウィキペディア 
    「北海道・利尻山で初冠雪を観測 今季全国初の冬の便り」ウェザーニュース 2024

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    18 m
  • #031 9月16〜22日の暦&「いまこのとき」とつながる
    Sep 17 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    9月16日から22日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、今週の「いまこのとき」とつながる、を、お届けします。

    【今週の暦】

    9月16日(月)から9月22日(日)/ 旧暦、葉月十四日から廿日

    ・17日(火)「白露」末候、七十二候「玄鳥去」

    燕が南へ渡っていく時期。燕の長い旅路、その壮大さに思いを馳せます。燕がどのようにして何千キロもの距離を渡るのか、その驚くべき能力と習性とは。

    ・19日(木)秋の彼岸入り
    お彼岸の時期を迎えます。秋分の日を中日にした前後3日間、先祖供養の日とされるこの時期。土地の神様を祀り、豊作を感謝する、21日(土)の「秋の社日(しゃにち)」ついても触れていきます。

    ・22日(日)二十四節気「秋分」・初候「雷乃収声」
    秋分の日。昼と夜の長さがほぼ同じになる頃。雷も静まり、秋の爽やかな空気が流れ始めます。雷と稲の関係、そして「稲妻」「稲光」「雷(神鳴り)」が示す豊作への期待を紐解きます。


    【今週の月】

    ・17日(火)「中秋の名月」・18日(水)「満月」

    今週は「中秋の名月」と満月が続く特別な月。名月が満月とは限らないその理由や、平安時代から続くお月見の風習を紹介。「月を見て人を想う」遠く離れていても同じ月を見上げる、白居易の詩から千年の時を経ても変わらない月とその心。


    【今週の旬】

    紫苑や萩、彼岸花が咲き始め、八千草に虫時雨が響く秋の風景。

    【つながるレメディ】

    今週の「いまこのとき」に、耳を澄ませてみる。その音、そのバイブレーションを、身体でただ感じる。

    そのうちに、心に生じる感覚、感情や想い。ことばや思考になるものもあれば、かたちも輪郭も持たいないものもある。

    いまこのときと、わたしがつながる。

    「なにか」が、そこにある。

    それぞれの「なにか」を、わたしのいまこのとき、を、大事にする。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「中秋の名月(2024年9月)」国立天文台 2024

    「七十二候/玄鳥去」高月美樹 暦生活 2023 

    「七十二候/雷乃収声」高月美樹 暦生活 2023 

    「中秋の名月(国立天文台×暦生活)|9月17日」片山真人(国立天文台天文情報センター暦計算室長) 暦生活 2024

    壮大な迫力👉「燕のねぐら入り」公益社団法人 日本野鳥の会 

    「消えゆくツバメをまもろう」公益社団法人 日本野鳥の会 

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    20 m
  • #030 9月9〜15日の暦&星野道夫「森に降る枝」
    Sep 8 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    9月9日から15日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、写真家・探検家・詩人の星野道夫さんの「森に降る枝」をお届けします。

    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    9月9日(月)から9月15日(日)/ 旧暦、葉月七日から十三日

    10日(火)雑節「二百二十日(にひゃくはつか)」

    農家の三大厄日のひとつ、台風の襲来が重なる時期です。

    12日(木)「白露」次候、七十二候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」

    秋が深まり、セキレイが鳴き始める頃。古事記や日本書紀に登場するセキレイの神話、そしてセキレイが持つ日本との深い繋がりに触れていきます。

    11日(水)上弦の月

    9月3日に新月を迎えた月は、18日の満月に向かって、満ちていく時期。満ちていく月のリズムに呼応して、「吸収」を意識する。栄養やエネルギーはもちろん、知識を取り入れるのに最適な時期です。


    【今週の旬】

    空には鰯雲や鱗雲が広がり、秋を感じる季節の到来。ジンジャーリリーの甘い香りが夕暮れの風にのり、トンボが空を飛び交って、「秋津島」と呼ばれた遠い日本の記憶を空に見つめる。

    【つながるレメディ】

    今週は、写真家・探検家・詩人の星野道夫さんの著書「森と氷河と鯨 ワタリガラスの伝説を求めて」から「森に降る枝」の冒頭部分をお届けします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    ⁠⁠「空の名前」⁠⁠高橋健司 光琳社出版 1992

    「森と氷河と鯨 ワタリガラスの伝説を求めて」星野 道夫 2017 文藝春秋

    セキレイの鳴き声はこちら👉⁠「セグロセキレイの鳴き声 色々な鳴き声【野鳥観察 鳥の鳴き声 バードウォッチング 川辺・河原の鳥】Motacilla grandis / Japanese Wagtail」⁠Hinoe EuforiaCh.

    ⁠「神様はセキレイから子づくりを教わった?! 七十二候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」⁠うさぎだりすえ tenki.jp 2016

    ⁠「【解説:日本野鳥の会】動画で野鳥観察~ハクセキレイの生態~ (Canon Official)」⁠Canon 2022

    ⁠「鶺鴒と日本神話(国産み神話)」⁠林伸也 倶知安風土館「ミュージアム通信」

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    16 m
  • #029 9/2-8の暦 &ナナオサカキの詩「これで十分」
    Aug 30 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    9月1日から8日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、詩人・ナナオ・サカキさんの詩「これで十分」をお届けします。

    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    9月2日(月)から9月8日(日)/ 旧暦、文月三十日から葉月六日

    2日(月)七十二候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」

    • 稲が実って、田んぼが黄金色に輝く頃

    3日(火)新月・旧暦8月「葉月」・田の実の節句「八朔」

    • 「八朔」には、早稲を神に捧げて豊作を祈願したり、予祝の風習が日本各地に残る。二百十日、二百二十日と並んで、農家の三大厄日
    • 旧暦8月は「葉月」。彼岸花が咲き、金木犀の芳しい香り漂う月の始まり

    7日(土)二十四節気「白露」・七十二候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」

    • 夜の間に冷えた大気に、草花に降りた朝露が白く光る頃
    • 「白露(しらつゆ)に 風の吹きしく 秋の野は つらぬき留めぬ 玉ぞ散りける」とは、平安時代の歌人、文屋朝康の歌
    • 陽が差し込めば瞬く間に消えてしまう露は、古来のより儚いものの代名詞


    【今週の旬】

    万葉の歌人、山上憶良の歌った秋の七草。「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」

    「萩の花 尾花(をばな) 葛花(くずはな) 撫子の(なでしこ)花 女郎花(をみなえし) また藤袴(ふぢはかま) 朝顔の花」

    旬の食卓には、2000年のお付き合い、梨。そして、イワシにいちじくも。

    【つながるレメディ】

    今週は、詩人・ナナオ・サカキさんの詩「これで十分」をお届けします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「七十二候/草露白」高月美樹 暦生活 2023 

    「八朔」ジャパンナレッジ

    「空の名前」高橋健司 光琳社出版 1992

    「登呂遺跡のあゆみ」静岡市立登呂博物館

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    12 m
  • #028 8/26−9/1の暦 &ナナオサカキ「二百十日」
    Aug 26 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    8月26日から9月1日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、詩人・ナナオ・サカキさんの詩「二百十日」をお届けします。

    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    8月26日(月)から9月1日(日)/ 旧暦、文月(ふみづき)廿三日から廿九日

    22日(木)二十四節気・処暑

    • 夏の暑さは峠を越しても、まだまだ残暑の厳しい日が続く。一方で、朝夕には涼しさを感じ始めて、虫の音が次第に響き、秋の気配が混じる頃。台風が次々とやってきて、暴風雨に見舞われることも多い時期。

    28日(水)七十二候「天地始粛」

    • 厳しい暑さを伴う夏の気が落ち着いて、天と地、つまりは自然界全体が、静けさや寒さ冷たさへと変わりはじめていく
    • 季語「秋の蜂」。この時期攻撃的になる蜂たちの様子
    • スズメバチの天敵、オニヤンマ。そして、ハチクマ

    31日(土)雑節「二百十日」

    • 立春から数えて210日目。収穫時期に台風がやってくる農家の三大厄日のひとつ。風鎮めの祭りもこの時期行われる


    【今週の月】

    • 20日(火)の満月から欠けていく時期
    • 「手放し」や「浄化」に良いこの時期。心や身体の声に耳を傾けて、無理をしているようであれば、月のリズムに調和して、少し手放してもいい。少し軽くなって、より健康的でより私らしく、日々を生きていく
    • 26日(月)は上弦の月


    【今週の旬】

    旬の景色は、虫の声。都会の道路で、街路樹の下で、オフィスで、家で、虫の声に、心の風景に、耳を澄ます。

    野分(のわき)。「台風」という言葉は明治以降に使われるようになったもので、英語の "typhoon" に字を当てたもの。万葉の時代からそれまではずっと「野分(のわき)」。

    【つながるレメディ】

    今週は、詩人・ナナオ・サカキさんの詩「二百十日」をお届けします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    ⁠「犬も歩けば」⁠ナナオ サカキ 野草社 2004

    ⁠「詩人 ナナオ・サカキ 歌は歩いていく」⁠遠藤朋之 Edge 2004

    ⁠「天地始粛 / 処暑」⁠minä perhonen

    ⁠「オニヤンマはスズメバチの天敵?天敵を利用して駆除できるかを解説」⁠ミツモアMedia 2021

    ⁠「ハチクマにハチの巣を与えてみると……」⁠東京ズーネット(多摩動物園) 2016

    ⁠「タカの渡りを追う 久野公啓(写真家、渡り鳥研究家)」⁠一般社団法人セブン-イレブン記念財団

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  • #027 8/18−25の暦 &詩人・松井啓子「うしろで何か」
    Aug 18 2024

    自らと繋がり、大いなる自然や宇宙との繋がりを感じて、のびのびと、ユニークな私を生きていく。

    8月18日から25日の「今週の暦」、そして、「つながるレメディ」では、詩人・松井啓子さんの「うしろで何か」をお届け。

    【自然や宇宙との繋がりを感じる「今週の暦」】

    8月19日(月)から8月25日(日)/ 旧暦、文月(ふみづき)十六日から廿二日

    22日(木)二十四節気・処暑

    • 「立秋」から「処暑」へと移り、夏の暑さが峠を越して、その勢いは弱まり、朝夕にやや涼しさを感じ始める頃。台風が次々とやってきて、暴風雨に見舞われる時期。

    22日(木)七十二候・綿柎開

    • 綿と人類の歴史は、綿の栽培は7500年と非常に古い
    • 江戸時代に、綿は藍染との組み合わせで広く普及し、多様な藍色に染めた着物を纏う人々に、藍色ののれんや手ぬぐい、と、「ジャパン・ブルー」と名付けられた「藍染の青」の風景が広がっていた
    • 技術革新で綿の産業は衰退し、かつて100%だった自給率も、現代では1%以下。200種以上あった綿の在来種もほとんどの種が途絶え、数種類の「和綿」が、各地で細々と栽培されている
    • オーガニックコットンを使いましょう
    • 茶綿の種はこちら👉⁠⁠「茶綿 【有機栽培の種】」⁠⁠グリーンマーケット


    【今週の月】

    • 20日(火)十七夜、水瓶座で満月
    • 緊張感が高まったり、感情的になりやすく、精神のバランスが崩れたときは、月の影響かもしれません。そんな時は、ひとりの時間を取ったり、自分をリラックスさせる時間を


    【今週の旬】

    旬の食卓は、イチジクにすだち、そして、身体にたまった余分な熱を取って身体を冷やしてくれる食材、旬のウリ類を積極的に摂りたい

    【つながるレメディ】

    今週は、詩人・松井啓子さんの詩「うしろで何か」をお届けします。

    【参考】

    「くらしを楽しむ七十二候」広田千悦子 株式会社アース・スター エンターテイメント 2013

    「和暦日々是好日」LUNAWORKS(主宰・高月美樹)2024

    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠国立天文台暦計算室⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    「日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―」白井 明大・有賀 一広 東邦出版 2012

    「現代こよみ読み解き事典」岡田 芳朗 阿久根 末忠 柏書房 1993

    「ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集」斉藤 倫 著 / 高野 文子 画 2019

    「七十二候/綿柎開」高月美樹 暦生活 2022

    「小泉八雲が出会った青」麻布御箪笥町倶楽部

    「綿とは 日本人の暮らしは「木綿以前」と「以後」でこう変わった」中川政七商店の読みもの

    「藍染とは 江戸っ子に親しまれたジャパン・ブルーの歴史と現在」⁠中川政七商店の読みもの

    「モンサント社の綿花事業における失態」エープリル・ ダヴィラ Our World 国連大学ウェブマガジン 2011

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