世界システムラジオ Podcast Por alu inc. arte de portada

世界システムラジオ

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De: alu inc.
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世界はシステムで成り立っている。そのことを様々な角度から解説していくラジオです。alu inc. Ciencias Sociales
Episodios
  • #5-4 【禅×科学】1000年前から知られていた「言語化の限界」|不立文字の真意
    Jan 14 2026

    ▼今回の話題

    「言語化できないのは、理解が浅いから」

    「ちゃんと考えてないから言葉にできないんだ」


    …本当にそうでしょうか?


    今回は哲学者マイケル・ポランニーの「暗黙知」という概念から、

    言語化できないものの価値について深掘りします。


    刀鍛冶が温度計なしで1度単位を見分ける能力、

    孫正義が5分でアリババ投資を決めた直観、

    そして心理学が発見した「言語隠蔽効果」——


    言葉にすることで、むしろ失われるものがある。

    禅の「不立文字」が1000年前から伝えてきた真実とは。


    ▼ 編集後記

    言語にしてラジオで話す仕事をしておいてなんですが、最近は「言語化しえない直感」みたいなものを大事にするのと、この直感を「無理に言語化しようとし過ぎない」ことを大事にしています。


    例えば、「なんとなくこのテーマにした方が面白そう」みたいな直感はテーマ決めの際に大事にしていますが、なぜこのテーマなのかはそこまで深く言語化しません。


    あと、僕は作品の面白さを言語化するのもあまりしません。年間1000冊ぐらいマンガを読んでいるのですが、感想を語ったり、文章に残したり、SNSに投稿することはほとんどしていません。これは単純に面倒というのもありますが、面白さを文章にする過程で「あれ?こんなもんだっけ?」となってしまうのが悲しいからです。


    でも、これは単純に力不足なので、三宅香帆さんの本を読んでもうちょっと言語化できるようにしようかな……。


    (川地)


    ▼音楽素材

    SE by OtoLogic

    https://otologic.jp/

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    25 m
  • #5-3【知ると楽になる】「言語化できない」と悩む人へ|3つの環境要因と今日からの対処法
    Jan 7 2026

    ▼今回の話題「言語化能力が高い人=優秀」——この常識、本当でしょうか?今回は、フランスの社会学者ブルデューと、イギリスの社会学者バーンスタインの理論をもとに、「言語化」と「権力」の関係を掘り下げます。「論理的に話せる・話せない」の差は、個人の能力ではなく、育った環境や社会階層によって生まれる——。方言札、小論文入試、就活の「コミュ力」重視。日本社会に根付く「見えない格差」の正体に迫ります。▼ 編集後記本編でも話しましたが、僕は割と「言語化が上手いね」と言われてきたタイプです。でも、僕個人の感覚としては普通に思ったことを話しているだけで褒められるので、むしろ「他に褒めるところがないから褒めてくれてるのかな…」とネガティブに受け取ることすらありました。(失礼な話です…)今回言語化について調査する過程で、このネガティブな感覚の理由は「自分が努力して獲得したものではないもの」を褒められているからなのかも、と整理できました。すごくざっくり言うと「手が大きくていいね」と他人に言われて、嬉しいのか?みたいな話です。スポーツをしている方にとっては有利に働くことは多いかもしれないが、特別な努力をしたわけでもないし、日常で何かが有利に働くわけでもない特徴についての褒めってあんまり芯を食ってない感覚でした。なので、この動画をご覧になった皆さんは今後、言語化が上手いなと思った人を見かけたときは「語彙力が豊富だね」「的確な表現を選ぶのが上手いね」「その表現好きだよ」など、良い褒めに転換してみてください。(川地)▼音楽素材SE by OtoLogic https://otologic.jp/

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  • #5-2 SNSで気持ちを書ける理由は明治時代にある
    Dec 31 2025

    「自分の気持ちを言葉にしよう」「内面を表現しよう」「本音を語ろう」——これ、実は150年前に「発明」されたものだって知ってましたか?前回は「言語化には6つのタイプがある」という話をしました。今回は視点を変えて、歴史の話をします。文芸批評家・柄谷行人の『日本近代文学の起源』という本に、衝撃的なことが書いてある。「風景」も「内面」も、明治20年代に発明されたものだ、と。山や川は昔からあった。人間の心の動きも昔からあった。でも、それを「風景」として見ること、「内面」として言葉にすること——その認識の枠組み自体が、近代に入ってから生まれた。芭蕉は「古池や蛙飛びこむ水の音」と詠んだけれど、目の前の池を見ていたわけではない。過去の文学作品の中にある「古池」という言葉を使っていた。では、いつから日本人は「風景」を見て、「内面」を語れるようになったのか。そこには「言文一致」という革命と、ロシア文学の翻訳という意外な要素が関わっていた。「内面があって、それを言葉にする」のではない。「言葉が先にあって、その言葉によって内面が見えるようになる」。この順番の逆転が、今回の核心です。▼ タイムスタンプ00:00 オープニング・前回の振り返り01:00 「内面の言語化」は150年の歴史しかない02:00 柄谷行人『日本近代文学の起源』02:45 「風景」と「内面」は明治に発明された04:30 芭蕉は「風景」を見ていなかった07:00 国木田独歩『武蔵野』──風景の発見09:30 「孤独な主体」と「個人」の概念11:30 風景と内面は表裏一体13:00 言文一致運動とは何か15:30 前島密と漢字廃止論17:00 二葉亭四迷『浮雲』の衝撃19:30 ツルゲーネフ翻訳が生んだ文体21:30 「告白」という制度23:00 土佐日記の仮面性──近代とは正反対25:30 VTuber・バ美肉・物語思考26:00 まとめ:言葉が先、内面は後27:30 次回予告:言語化と権力の関係▼ 編集後記今回の収録で一番盛り上がったのは「けんすうさん、ちょっと内面なさそう」のくだりでした。本人も「ない。……ないってことはない」と微妙な返しをしていて、これはこれで「内面を言語化する難しさ」を体現している気がします。柄谷行人の議論で面白いのは、「言葉が先、内面は後」という順番の逆転です。僕たちは「まず気持ちがあって、それを言葉にする」と思っている。でも実際は、「内面を描写できる文体」が先に輸入されて、その文体を使うことで「内面」が見えるようになった。これ、現代にも通じる話だと思います。SNSで気持ちを書けるようになったのも、ブログやTwitterという「形式」が先にあったから。LINEスタンプで会話するのも、スタンプという「形式」があるからできること。表現の器が、表現される中身を規定している。途中で出てきた乙一さんの『小生日記』の話も印象的でした。一人称を「小生」にしただけで、だんだん嘘を書くようになっちゃった。紀貫之の土佐日記と同じ構造ですね。けんすうさんの『物語思考』も、キャラを先に設定することで行動が変わるという話なので、根っこは同じかもしれません。次回Part3では「言語化と権力」の話をします。言文一致を推進したのは誰だったのか。標準語の基準を作ったのは誰だったのか。「正しい日本語」を決めたのは、実は特定の階層の人々だった——という話です。(川地)▼音楽素材SE by OtoLogic https://otologic.jp/

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    29 m
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