ヒダテン!ボイスドラマ Podcast Por Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会 arte de portada

ヒダテン!ボイスドラマ

ヒダテン!ボイスドラマ

De: Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会
Escúchala gratis

Obtén 3 meses por US$0.99 al mes

飛騨高山を舞台にした珠玉のボイスドラマをお届けします。コミュニティFM Hit's FM(Hida Takayama Tele FM) で放送中の人気ラジオ番組! ヒダテン!のCV声優10名 が入れ替わりパーソナリティを務める「Hit’s Me Up!(ヒッツ・ミー・アップ!)」の中で放送されているボイスドラマです!ボイスドラマを通じて飛騨高山の魅力に触れてみてください! <番組の特徴> ・ 飛騨高山を舞台にしたボイスドラマを多数制作! これまでに100本以上の作品を発表し、地元の魅力を物語として発信 ・ 放送情報   放送局: Hit's FM(Hida Takayama Tele FM)   放送時間:毎週金曜10:30-11:00/毎週土曜13:30-14:00   配信:Spotify、apple(iTune)ミュージック、amazonミュージック、YouTubeミュージック、CastboxなどのPodcastで番組とリンクして配信中! 飛騨高山の美しい風景とアニメ文化をつなぐ、唯一無二のラジオ番組! 「Hit’s Me Up!」を聴けば、新たなエンタメの扉が開きます!Ks(ケイ)、湯浅一敏、飛騨・高山観光コンベンション協会 Drama y Obras
Episodios
  • ボイスドラマ「梅花藻/後編(飛騨一之宮編)」
    Oct 9 2025
    1934年、高山本線が開業したばかりの飛騨。久々野から宮峠を越え、二人がたどり着いたのは聖域・飛騨一宮水無神社。前編で出会った“女スパイ”梅花藻と少年りんごは、臥龍桜/夫婦松/水無神社に散らされた暗号を手がかりに、山上の奥宮へと向かいます。待ち受けるのは、陽炎を創設した男・蛇(オロチ)。そして、国の命運すら揺るがす「ある秘匿物」の真相。後編は、りんごのモノローグが中心。リンゴを分け合うささやかな時間、臥龍桜のしめ縄に潜む数字、そして奥宮での決断。スパイ・アクションの緊張感と、少年のまっすぐな祈りが同時に走る、ヒダテン!屈指のエピソードです。<『梅花藻(バイカモ)』後編「飛騨一之宮編」>【ペルソナ】・少年りんご(12歳/CV:坂田月菜)=岐阜から高山線に乗り込んできた尋常小学校の低学年・梅花藻(25歳/CV:小椋美織)=コードネーム梅花藻(ばいかも)。政府の諜報機関「陽炎」所属・春樹(ハルキ=62歳/CV:日比野正裕)=蛇の同級生。詩人であり小説家。父は水無神社宮司・蛇(オロチ=62歳/CV:日比野正裕)=諜報機関「陽炎」を作った人物。逃げた梅花藻を追う【プロット】【資料:バイカモ/一之宮町まちづくり協議会】https://miyamachikyo.jp/monogatari/pg325.html・時代設定=高山本線が開業した1934年(10/25全線開業)・陸軍省が国防強化を主張するパンフレットを配布し軍事色が強まる・国際的には満州国が帝国となり溥儀が皇帝に即位・ドイツとポーランドの間で不可侵条約が結ばれた※一部が梅花藻のモノローグ、二部はりんごのモノローグ<プロローグ/宮峠の鞍部にて>◾️SE/秋の虫の声/森の中を歩く音/近くに流れる沢の細流(せせらぎ)「はあっ、はあっ、はあっ・・」「りんごクン、大丈夫?もうヘバっちゃった?」梅花藻のお姉さんが意地悪そうに笑う。「宮峠を越えたらもう宮村だから」そう言ってボクの手を引く。ボクたちはまだ、出会ってから24時間も経っていない。この道行(みちゆき)が始まったのは、昨日。母さんの葬式の真っ最中から。(葬式の最中、見知らぬ男たちが父さんを連れ去った。「久々野のおじいちゃんに届けるように」そう言って父さんがボクに託したのは母さんの遺骨。ボクは一晩中逃げたんだけど、岐阜駅で知らない男たちに捕まってしまった。気づけば汽車に乗せられて、高山本線で富山へ。助けてくれたのは、一人の女の人。梅花藻という名前のお姉さんがたった一人で悪者をやっつけちゃったんだ。お姉さんは、故郷の宮村へ向かう途中だと言った。久々野と宮村。目的地が近かったからボクたちは一緒にいくことになった。でも、どうして悪者はボクを追ってくるのか。それに気づいたのもお姉さん。お姉さんは、母さんの遺骨の中から、一枚の地図を見つけた。それがなんなのかわかんないけど、悪者はそれを探してたんだと思う。だっておじいちゃんのりんご農園へ帰ったときもやつらがいたんだもん。お姉さんが知らないうちにやっつけてくれたけど。用事を終えたお姉さんは、ボクを置いて一人で水無神社へ行こうとしたけれどボクはお姉さんを追いかけた。だってボクは決めたんだ。お姉さんについていこうと)父さんが悪者に連れ去られたり、ボクも汽車に乗せられたりといろいろあったけど。いまはこうして手をつないで、宮村への山道を歩いてる。「なに独り言つぶやいてるの?」お姉さんは、覗き込むようにボクに顔を近づける。「そろそろ分水嶺だから、少し休もうか」「うん。久々野の飛騨リンゴ。食べようよ」「そうね。こっちへ」リンゴを投げると、お姉さんは片手で受け取る。そのまま片手でトランクのヒンジを開けて・・さっと取り出したのは刃渡りのおおきな果物ナイフ。あっという間にリンゴを八等分にして僕に手渡す。「いい香り。食べる前から美味しい、ってわかるわ」「そりゃそうさ。おじいちゃんちの飛騨リンゴは世界一だから」「ほんとね。間違いない」(※食べながら)「これからどこへ向かうの?」「まずは、飛騨一宮水無神社」「どうして?」「見て」お姉さんが見せてくれたのは、父さんが残した地図。...
    Más Menos
    20 m
  • ボイスドラマ「梅花藻/前編(久々野編)」
    Oct 2 2025
    1934年、高山本線開業の日。非公認諜報機関「陽炎」から逃げた女スパイ・梅花藻は、久々野へ向かう汽車の中で少年りんごと出会う。母の骨壷に隠された地図、そして迫りくる追手――。飛騨のリンゴ畑を舞台に繰り広げられるスリリングな物語。後編(一之宮編)へ続く。【ペルソナ】・梅花藻(25歳/CV:小椋美織)=コードネーム梅花藻(ばいかも)。政府の諜報機関「陽炎」所属・少年りんご(12歳/CV:坂田月菜)=岐阜から高山線に乗り込んできた尋常小学校の低学年・春樹(ハルキ=62歳/CV:日比野正裕)=蛇の同級生。詩人であり小説家。父は水無神社宮司・蛇(オロチ=62歳/CV:日比野正裕)=諜報機関「陽炎」を作った人物。逃げた梅花藻を追う【プロット】【資料:バイカモ/一之宮町まちづくり協議会】https://miyamachikyo.jp/monogatari/pg325.html・時代設定=高山本線が開業した1934年(10/25全線開業)・陸軍省が国防強化を主張するパンフレットを配布し軍事色が強まる・国際的には満州国が帝国となり溥儀が皇帝に即位・ドイツとポーランドの間で不可侵条約が結ばれた※一部が梅花藻のモノローグ、二部はりんごのモノローグ<プロローグ/東京・蒲田の陽炎の諜報施設>◾️SE/走る足音・銃声・虫の声はぁ、はぁ、はぁ・・・あと少しで蒲田駅。そこまで行けば、あとは・・・海軍の施設や工場が集積する蒲田。看板もなにもない木造の施設が廃墟のようにたたずむ。それが、私を育てた組織「陽炎」の本部。育てた?いや、正しく言えば、私をつくった組織。創業者のオロチに言わせると私は、工作員として史上最高の傑作らしい。コードネームは、梅花藻。ついさっきまで「陽炎」のトップエージェント、女スパイだった。そう。「陽炎」が解体されると知るまでは。1934年。ドイツとポーランドの間で不可侵条約が結ばれた。一方・・満洲国という傀儡国家を作り、アジアでの地位を築こうとする日本。非公認の諜報機関について都合が悪い状況が増えてきた。結論は、歴史の闇に葬り去る。存在そのものを抹消する、ということらしい。いち早く情報を入手した私は、上官を撃って施設から脱走した。ためらいなどない。そう教えられてきたのだから。◾️SE/銃声一発/工場のサイレン/遠くに響く汽笛よし、これで追っ手はすべて消えた。蒲田まで行けば、国鉄で品川、東京へ。そのあとは・・・?「さすがだな、梅花藻。だが、この蛇から逃げられると思うなよ」◾️SE/東京駅の雑踏東京駅にとまっていたのは2つの特急列車。南回りの「櫻」と北回りの「富士」。同じ時刻に東京駅を発車して「下関」に向かう寝台特急である。私は中央西線経由の「富士」に乗ったように偽装。サングラスをはめ、変装して東海道線の「櫻」に乗り込んだ。空いていたのは一等寝台。まあ、そのくらいの蓄えはある。ああ、疲れた。横になりたい。だが決して油断はせず。古びたトランクを右手側に置いて体をコンパートメントのベッドへ預けた。<シーン1/岐阜駅>◾️SE/蒸気機関車の汽笛/岐阜駅の環境音/機関車転車台の音/ハイヒールの音転車台の上を機関車が回転する。東海道線の要衝、国鉄岐阜駅。私は東京発下関行きの特急「櫻」を途中下車した。まだ暗い早朝だからほとんど人はいないだろう。と思ったら大間違い。ガス燈の薄灯りに照らされた構内はかなりの人出。そうか。今日、高山本線が開通したんだ。いや。この混雑。私にとっては都合がいい。駅構内を入念にチェック。一人でホームに立つ女性など、目立って仕方がないからな。ふむ。高山で乗り換えて富山まで。なるほど・・・感じるものがあって、私は高山行きの列車に乗り込んだ。<シーン2/高山線車内/少年との出会い>◾️SE/蒸気機関車の汽笛/狭軌蒸気機関車車内の音(No.532452)ゆったりした二等客車の先頭。私は進行方向とは逆の座席に腰掛けた。スパイの習慣。後方の三等客車から二等車両へ入ってくるものはほとんどいない。逆に前方の二等車両から入ってくるものはすべて視界に納められる。敵が現れても瞬時に対応できる体勢。流れ去る景色をじっくり見られるのも大きい...
    Más Menos
    20 m
  • ボイスドラマ「LOBO★マイフレンド〜国道沿いで拾った子犬はまさかのニホンオオカミだった!?」
    Sep 25 2025
    知られざる最後のオオカミの物語──その名は「ロボ」舞台は、飛騨高山・久々野町。国道沿いの草むらで母を亡くした一匹の“子犬”と、年長さんの少女・りんごが出会うところから物語は始まります。成長とともに、次第に周囲から「異質な存在」として扱われていくロボ。しかし、りんごにとってロボは“友だち”であり“家族”であり、かけがえのない存在でした。守るために牙をむいたとき、愛するがゆえに手放さなければならなかったとき、子どもと動物の間に芽生えた絆が、あなたの心に静かに火を灯します。そして最後に、明かされるロボの“本当の正体”。これは「もういないはずの命」と「小さな命」の奇跡の物語です。【ペルソナ】・LOBO(0歳〜)=りんごに拾われた狼の子ども(CV=坂田月菜)※「lobo」はスペイン語で「狼」・りんご(5歳)=久々野町の幼稚園年長さん。(CV=坂田月菜)・ママ(28歳)=りんごのママ(CV=岩波あこ)・パパ(32歳)=りんごのパパ(CV=日比野正裕)・ニュースアナウンサー=宮ノ下さん(カメオ)【参照:日本オオカミ協会】https://japan-wolf.org/faq/<シーン1/久々野町・国道41号沿いの草むら>◾️SE/急ブレーキの音と狼の悲鳴※りんごのモノローグは主観ではなく客観的な視点「おかあさん!おかあさん!どうしたの?なんで返事してくれないの?」久々野町、国道41号線沿いの草むら。車に跳ねられ、飛ばされた野犬が横たわっていました。その横には、小さな子犬が1匹。冷たくなった母の乳房をしゃぶりながら泣いています。濃い茶色の体毛。長い脚。尻尾は丸く湾曲して、耳は短い。やがて、乳が出なくなった母の亡骸から子犬は離れていきます。ふらふらと国道に歩いていきました。「あぶない!」「えっ?」目の前を、おおきなトラックが走り去っていきます。子犬は女の子に抱えられて、一緒に道の端で尻餅をつきました。女の子の名前は、りんご。この春、5歳になったばかりの年長さんです。「よいしょっ・・」と、お尻の土を払って立ち上がったりんごは「あぶなかったねー」と言って、子犬の頭を撫でます。子犬は抱っこされたまま、牙を剥きました。「ウ〜ッ」「こら、助けてあげたのに怒っちゃだめでしょ。りんご、年長さんになったから知ってるもん。親切にされたら『ありがとう』って言うんだよ」「くう〜ん・・」「よしよし。もう道路に飛び出しちゃだめだよ。じゃあね。ばいばい」りんごは、抱っこした子犬を草むらに戻しておうちに帰っていきました。ところが・・・「おかあさん・・・」りんごのあとを少し離れて、子犬はついてきちゃったのです。おうちまであと少し、という農道。踏切を越えて果樹園の前を通ると、葉摘み(はつみ)をしているおじさんがこっちを見て笑っています。りんごが振り返ると、後(あと)についてきているのは、あの子犬。距離を保ったまま、子犬も止まっていました。「あれぇ?ちびちゃん、ついてきちゃったの?」りんごはしゃがんで、子犬を手招きします。子犬は・・・少し悩むような顔をしてからゆっくり近づいてきました。「どうしよう・・・ママ、犬、きらいって言ってたよなあ・・」「ねえ、いい子にできる?」子犬はなんにも言わずにりんごを見ています。「できるよね?」子犬はりんごを見て、首をかしげています。「もう〜。いい子にしないと、追い出されるんだってば!」りんごが頭を撫でると、子犬は初めてすり寄ってきました。<シーン2/久々野町・りんごの家>◾️SE/食卓の音「ちゃんとりんごが自分で面倒みるのよ」意外なことに、おかあさんは、飼うことを許してくれました。もちろん、りんごは大喜び。おとうさんが、子犬に名前をつけました。ふた文字で「ロボ」。りんごは、あんまり気に入りませんでしたが、飼えることになったので、文句は言えません。それからは、ロボの世話で大忙しの毎日。朝、りんごが目を覚ますと、ロボはベッドの横。黙ったままじいっと座っています。ダンボールで作った寝床はいやみたい。りんごは背伸びをして体を起こし、ロボを抱っこして、お外へ。「おしっこだよ〜」声...
    Más Menos
    18 m
Todavía no hay opiniones