• ソラジオトーク from OKAYAMA

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ソラジオトーク from OKAYAMA  Por  arte de portada

ソラジオトーク from OKAYAMA

De: FM岡山
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  • 宇宙をテーマに星空がきれいにみえるまち岡山県から情報発信!宇宙の謎はまだまだ多い。だから、面白い。更なる宇宙への好奇心。番組では宇宙をテーマに研究で解明したことや、個性あふれる先生の得意分野から3択問題を出題し、解説。
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Episodios
  • 石垣島天文台の研究員の仕事
    May 31 2024
    ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ。石垣島天文台研究員の早津です。 今回のテーマは、「石垣島天文台の研究員のお仕事」についてです。 さて、梅雨入りを迎えた石垣島ですが、島の気候は比較的過ごしやすく、固有種のヤエヤマヒメボタルが見頃を迎え、石垣産の果物、パインやバナナなどが旬を迎えています。私が石垣島に研究員として暮らし始めて1年と9ヶ月が経ち、魅力たっぷりのこの島に日々心癒されながら、石垣島天文台ライフを満喫しております。 私の仕事は石垣島天文台にある「むりかぶし望遠鏡」をつかった科学観測のオペレーションや、チリにあるアルマ望遠鏡をつかった研究です。研究以外にも教育活動や広報普及活動も業務に入っています。 様々な活動を通して、どうしたら石垣島天文台の研究員になれますか?どんな仕事をしているんですか? と嬉しい質問を何度かいただいたことがあります。ですので今回は、エピソードを交えながら、 ○石垣島天文台研究員のなりかた ○研究員の仕事で楽しかったこと ○自分の研究について の三つについてご紹介したいと思います。 ○まずは、石垣島天文台研究員のなりかたについてです。 前回のオーディーで、石垣島は「空の良さ」「地理的な良さ」「施設の良さ」 三拍子揃っている、日本からの天文観測において普遍的な価値をもった島ということをご紹介しました。 その「施設の良さ」について、VERA石垣島観測局とともに重要な役割をになう石垣島天文台では、八重山星の会職員と国立天文台職員が常勤しています。 私の雇用枠は、国立天文台天文情報センター特任研究員になります。 求められるスキルは、  ・天文学関連分野の博士の学位またはそれと同等の能力・経験を有すること  ・天文学研究および教育・広報普及に関する知識と経験を有すること となっております。 研究員以外にも運用支援、事務、装置開発、望遠鏡整備など色々な石垣島天文台への関わり方があります。 また、石垣市や琉球大学も、石垣島天文台運営機関の一つです。 他の天文台では趣味として星空案内人などの資格を取得し、 天文台職員になった方もいるそうです。 天文学はいろいろな興味と繋がることのできる学問だと思いますので、 お仕事にするかどうかに関わらず、例えばこのラジオの時間を少しのきっかけにして 「宇宙って面白いなぁ」と興味を持ち続けていただけましたら幸いです。 では、次の話題です。研究員の仕事で楽しかったことについて。 以前、「天文台では1日にどんな仕事をしていますか?」とお尋ねいただきまして、 そこからご紹介したいと思います。 何時に何をします、みたいなものを言いたかったのですが、 本当に日によるし、時期によるのでなんとも言えません。 大体締め切りに追われています。 論文や観測提案や次の職の応募や発表や研究費申請など、あります。 研究会を主催して研究者に来てもらうこともありますし、 発表しに国内や海外に出張することもあります。 夜に観測ができそうなら遅めに出勤して、メールチェックや最近でた論文のチェックをしたり、 リモートで共同研究者や友達の研究者と議論や教科書を読む会をしているので、その準備をします。 それが研究活動そのものになったり、研究の準備になったりします。 あとはモニターのメンテナンス、ミーティング、観測準備と観測を行ったりします。 そんな生活の中で、もちろん楽しいことばかりではないですが、一番楽しいのはやっぱり研究だと思います。 研究については次の話題で話すとして、色々な業務をやれるのが石垣島天文台の研究員の特徴的なところだと思いますので、それをいくつか紹介します。 まず、ただ楽しい仕事はモニターを作る時のドリルをつかった穴あけです。 あのDIYなどのドリルです! 前回のオーディーでも南十字星モニターについて少しご紹介しましたが、 モニターは研究員によって自作されています。 先代から受け継いだノウハウを継承しつつ、湿気や老朽化と戦いながら、 不具合の起こらないようメンテナンスしております。 他にも...
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  • 鏡野町
    May 24 2024
    ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ鏡野観光局地域おこし協力隊 川北です。 今夜は、「鏡野町」についてお話をします。 鏡野町は 鳥取県境に位置します。山に囲まれた町内を岡山三大河川の吉井川が流れていて、 キャンプやスキーを始めとした豊かな自然の中で体験体感できるアクティビティが 数多くあります。 岡山市内からは車で約1時間20分。 温泉があって、滝があって、紅葉もあります。「うーんっ」と深呼吸をすれば、身体が柔らかい空気で満たされる、自然豊かな小さな里山です。 ここ鏡野町には 地球に接近する小惑星や、地球の軌道上にある使い終わった人工衛星やロケット、 その破片などの「スペースデブリ」(宇宙ゴミ)の観測を行っているレーダーによる観測施設「上斎原スペースガードセンター」があります。 鏡野町で星空観察会を行っていますが、観察会の時にも流れ星のようにみえる 人工衛星は、空が暗くなった時間帯6時~8時ぐらいの間でしょうか? 人工衛星は、太陽の光を反射してみえるため 流れ星と間違えてしまうこともあるくらいです。 ちなみに雷は秒速340m。 問題:人工衛星は次のうちどのくらいの速さで地球をまわっているでしょうか? 正解は、②番の秒速8kmです。これは、1時間半くらいで地球を一周できるスピードです。 ①番は、月や他の惑星へ行くロケットのスピード ③番は、飛行機の速さになります。 ここ鏡野町では、 4月から星空観察会を定期的に行っています。 空の暗さと自然を生かしたアクティビティも現在企画中です。 鏡野町では、奥津湖カヤック体験・サップ体験・トレッキング・キャンプ場・温泉など、自然を体験しながら1日楽しむことができます。 世界的にも珍しいウランガラスをテーマにした妖精の森ガラス美術館があります。 ごく微量のウランを着色材としてガラスに加えると 黄色や緑色の色彩を持つ透明なガラスとなり真っ暗な中で 紫外線ランプ(いわゆるブラックライト)で照らすと緑色に妖しく輝き蛍光を発する特徴をもっています。吹きガラス体験などさまざまなツアーがありますので、 詳しい内容は新しくなった鏡野町HPをご確認ください。 1日の最後にここ鏡野町で星空を眺めてみませんか? ここからはトークでお届けします。 Q 川北さんはなぜ星を観光の一つとして考えたのですか? A もともと星が好きでして、自分がこの街でできることは何だろうと考えたときに、ここのきれいな星をテーマにして何かやりたいってなりました。 4月から正式に星空観望会を体験できるようになりました。 Q ちなみに好きな星って? A 木星ですかね。デカい・明るい・望遠鏡で見ても綺麗の三拍子です。   あとすばるも好きです。名前の由来にもなっているので。 Q 星をみていて印象的なできごとって? A 空気が澄んでいて、今日いつもに増してめちゃくちゃ星綺麗だなって日があるんですよ。そんな日に星を見れたらうれしいですね。あと流れ星が好きです! Q 鏡野町の星の見え方を教えてください。 A 鏡野町は山々に囲まれ標高も高く空気も澄んでいるため都市部に比べて比較的多くの星を見ることができます。 Q 実際に行った星空観察会の様子を教えてください。 A 実際に行った星空観察会ですが、 星空観望はどうしても天気に左右されてしまいます。 空の暗さや、周りの環境は、とてもいいのでぜひ見に来てほしいのですが、 1回目は、春の星をみながら、天気は、晴れていました。 2回目は、ゴールデンウイーク期間に行いましたが、きれいにみえました。 Q 今企画中のこと可能な限り教えてください。 A 今、お月見とカヤックを組み合わせて…みたいなことを考えています。 Q 今後も定期的に星空観察会を行っていくのですか? A 定着するように毎月新月前後の週末に観望会を行っていく予定です。 かがみの旅とくらしHPhttps://www.kagamino.holiday/様々な体験プランがありますので、チェックしてみてください。 以上解説は、鏡野観光局地域おこし協力隊 川北でした。
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  • 日本初 星空保護区認定と石垣島天文台について
    May 17 2024
    ソラジオトーク from OKAYAMAへようこそ。石垣島天文台 研究員の早津です。今回のテーマは、「石垣島天文台」についてです。まずは石垣島についてご紹介します。石垣島は、沖縄本島から南西へ約410km、飛行機で1時間ほど行ったところにある東シナ海に浮かぶ八重山諸島の島のひとつです。島の大きさは、県内で1番は沖縄本島、2番はおとなりの西表島についで、3番目です。南北の長さは約35kmで、南の島の魅力がたくさん、コンパクトに詰まっている島になります。白い砂浜と透明度の高い海が有名で、特にマンタとの遭遇率はとても高く、世界中から多くのダイバーが訪れることでも有名です。ですが、石垣島の魅力は星空にもあります。ラジオ放送でご紹介したように、石垣島は、2018年に日本で初めて星空保護区に認定。いわば星空版世界遺産に認定されるほど、自然のままの夜空が残っています。石垣島のガイドブックには美しい星空について特集が組まれ、石垣島天文台もよく紹介されています。また、ジェット気流や偏西風の影響が少ないため、星は瞬きが少なく、さらに緯度が24度と低いので、全天88星座のうち南十字星を含めて84の星座が観測可能です。冬場は一等星なら21個全て見ることができます。ぜひ、観光の際は、星空を眺めていただきたいです。以上の事から、石垣島は「空の良さ」と「地理的な良さ」をもつ、天文観測の好適地です。なので、この小さな島に国立天文台所属の観測施設が二つもあるのです。ひとつは20m電波望遠鏡があるVERA(ベラ)石垣島観測局。もう一つは、九州沖縄最大口径の可視望遠鏡、むりかぶし望遠鏡を有する石垣島天文台になります。石垣島は「空の良さ」「地理的な良さ」「施設の良さ」三拍子揃っている。日本からの天文観測において普遍的な価値をもった島ということになります。ちなみに「むりかぶし」とは、八重山地方の方言で「すばる(プレアデス星団)」を指します。2006年の竣工時に市民からの公募で名付けられました。105cmの一枚鏡をもつ、むりかぶし望遠鏡は、400kmはなれた沖縄本島の蝋燭の光を捉えられるほどの高い感度をもっています。石垣島天文台では、一般の方向けに夜の観望会や昼間の施設公開を行なっています。夜の観望会は現在、土日祝日に、実際にむりかぶし望遠鏡を使用して行なっています。昼間の施設公開では、ドーム内まで見学いただいて、むりかぶし望遠鏡で撮影した画像や映像をご案内したり「宇宙シアター」という3Dメガネを使用して宇宙を立体的に感じていただく上映会も行っております。8月に石垣島へのご旅行を検討している方は、石垣市が主催する南の島の星祭りをチェックしてみてください。2024年は、8月10日(土)です。また高校生向けの「美ら星研究探検隊」も2024年8月7日~8月9日にあります。むりかぶし望遠鏡やVERAを使って研究体験をする2泊3日のプログラムです。昨年度の高校生たちは小惑星候補をみつけて、天文学会のジュニアセッションで成果を発表しました。私も微力ながら観測のお手伝いをさせていただき、とてもよい思い出になりました。なかなか石垣島は遠くて来られない、という方はぜひ石垣島天文台の南十字星モニターを眺めてみてください。↓アクセス先↓石垣島天文台 南十字星モニターリアルタイムの石垣島の南の空の様子がご覧になれます。夏は画角を変えて天の川モニターになります。モニターのメンテナンスは私の仕事なのですが、実は二週間後の31日も放送のお時間をいただいておりまして、その際に南十字星や研究員の仕事について少しご紹介したいと思っています。また東京都東久留米市のラジオ「くるめラ」でも二ヶ月に一回のレギュラーコーナーを担当させていただいています。次回は2024年7月10日(水)10時にご視聴いただけます。広報・教育・研究の各方面において運営をつづける石垣島天文台ですが、その継続的な業績を讃えられ、令和4️年度と5年度2年連続で天文学の賞をいただきました。これからもスタッフ一同一層励んでまいりますので、進化し続ける小さな天文台、石垣島天文台にぜひ一度訪れてみてください。それでは...
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