Episodios

  • EP. 577『@日本の味 、其ノ三 - 醤油バター or 味噌バター』
    Feb 26 2026

    「新じゃがの季節」が近づくと、思い出すのが「じゃがバター」。ほくほくの新じゃがにバターをのせ、さらに醤油を一滴垂らせば、香りは一気に“日本の味”へと変わります。バター醤油は、和と洋が出会った軽やかな調和。一方、味噌バターはまろやかで奥深く、余韻が長く続く「滞在型」の味わい。サーモンやタラ、ホタテを野菜とともに包み焼きにすれば、体の芯まで染み込むようなコクが広がります。調味料の違いが料理の印象を大きく変える、日本の食文化の奥深さを感じさせます。季節は冬から春へ。新じゃがの香りとともに、醤油バターか、味噌バターか。好みの一皿で、新しい季節を迎えてみてはいかがでしょうか

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  • EP. 576『@日本の味 、其ノ二 - 昆布だし・かつおだし』
    Feb 25 2026

    日本の文化には大別すると「昆布だし」と「かつおだし」 の2種類。「昆布だし」は「京都の文化」、一方「かつおだし」は「江戸の文化」と言えると思います。昆布は、江戸時代にはじまった「北前船」で、北海道から京都に持ち込まれたことで、日本の食文化に大きな影響を与えました。これに対して「昆布だし」は、控えめで素材の味をおいしく「演出」。「かつおだし」はその(味の)場を盛り上げるような華やかに味を引き立ててくれます。この2つを合わせて使うと際立つ旨味に。この味の具合がわかるようになると「大人」と言えるのかも知れませんね。


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  • EP. 575『@日本の味 、其ノ一 - 江戸の味・佃煮チカチカ』
    Feb 24 2026

    東京都中央区佃島に住んでいる友人チカチカという女性から年末佃煮をいただきました。元祖佃煮「天安本店」と箱に書いてありました。天安は創業1837年、100年以上の歴史の厚みが効いて、あらゆる素材の味が染み込んでいる味なんですね。佃煮は、元々、佃島で作られていたお惣菜です。江戸時代1603年に、徳川家康が江戸を開幕した時、大阪から連れてきた33人の人たちが、この佃島に住んで、大奥のために江戸湾でお魚を取って納めていたのがはじまりだとか。お魚を煮込んで保存食として江戸城に納めていたんですね。


    プレナスでは、3月7日土曜日、茅場町オフィスで

    巨大アート“棚田の四季”観覧会と 棚田米の試食イベントを開催します。

    午前10時30分からと午後2時30分からの2回

    参加は無料、定員は それぞれ30名です。

    ご応募は、プレナスの公式ホームページのニュースリリースからどうぞ!

    https://tanadanoshiki0307.hp.peraichi.com/

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  • EP. 574『@鈴鹿 、其ノ四 - 名物・鈴鹿といえば椿こんにゃく』
    Feb 19 2026

    鈴鹿の名物といえば「椿こんにゃく」。

    こんにゃく芋の名産地は群馬県ですが、鈴鹿では名産ではなく“名物”として親しまれてきました。鈴鹿川の清らかな水は、こんにゃくのアク抜きに最適。鈴鹿市の椿大神社の信仰と結びつき、「椿」の名が付いたこんにゃくは、旅人たちの腹持ちの良い食として愛されてきました。伊勢へ向かう参詣道の途中、鈴鹿越えを前に力を蓄える。その実用性が、名物としての歴史を育てたのです。

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  • EP. 573『@鈴鹿 、其ノ三 - 茶飲み友達広げた 伊勢茶』
    Feb 18 2026

    「茶飲み友達」いらっしゃいますか? 鈴鹿はお茶の名産地でもあります。伊勢茶と呼ばれ、平安時代に弘法大師が伝えたという伝説もあり、歴史あるお茶です。特に江戸時代からは、「御師(おんし・おし)」と呼ばれる人たちが、全国へ伊勢神宮への参拝を広めていくのに合わせ、伊勢茶も全国に普及していきました。いわば、全国に茶飲み友達を作ったということかもしれません。特に伊勢茶は、収穫の直前に日光を遮ってしまう「かぶせ茶」という栽培法で、旨味成分のテアニンが豊富に含まれています。こうした旨味豊かなお茶だったことも全国に「茶飲み友達」を増やした要因だったかもしれません。

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  • EP. 572『@鈴鹿 、其ノ二 - 椿油で天ぷら パリ20区』
    Feb 17 2026

    天ぷらを揚げるのにどんな油を使っていますか? 椿油で揚げるとあっさりして、時間が経ってもグタっとしません。古くから珍重され、遣唐使は唐に渡航する際、持っていったと言われています。日本で椿油の名産地というと、長崎県五島列島、鹿児島県桜島、伊豆大島を思い浮かべると思いますが、三重県鈴鹿市も名産地です。椿ととても縁が深く「椿大神社(つばきおおかみやしろ)」という神社もあります。椿という花は学名でも「Camellia japonica(カメリア・ジャポニカ)」といい、日本原産の植物です。フランスのパリ20区には日本通り(リュ・デュ・ジャポン, Rue du Japon)」という小道があり、そこにも椿が咲いていたりします。パリの街角で、また遣唐使たちも椿で日本を思い出したのかもしれません。

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    9 m
  • EP. 571『@鈴鹿 、其ノ一 - フェラーリ、リストランテ・カヴァリーノ』
    Feb 16 2026

    鈴鹿といえば「サーキット」。ホンダの創業者・本田宗一郎さんがお作りになったものですね。サーキットにはホテルがあって、そこにある「サーキットオベージュ」というレストランでは、サーキットならではのお料理があるんだそうです。そして、今年は午年。サーキットでもお馴染みのイタリアの自動車メーカー「フェラーリ」のエンブレムは「カヴァリーノ・ランパンテ」と呼ばれ、イタリア語で「跳ね馬」を指しています。力強く元気に誰にも負けない世界で一番になるんだと言って車を作ったのがフェラーリなんですね。そのフェラーリの本社がある・イタリアのモデナ市に、「リストランテ・カヴァリーノ」というレストランがあります。

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  • EP. 570『@多気町 、其ノ三 - 昆布、世界の味になる』
    Feb 12 2026

    阪牛のすき焼きに欠かせないのは、淡く、澄んだ昆布だし。量はほんの少し。昆布そのものの質が、料理の出来を大きく左右します。伊勢・松阪に生まれ、六度にわたって北海道を歩き尽くした松浦武四郎。彼の調査と記録は、北海道を“未知の地”から“日本の領土”へと輪郭づけ、同時に、昆布という食材を通して、日本の味覚と経済を動かす道筋を示しました。今ではフレンチやイタリアンにも欠かせない出汁として、一枚の昆布が世界の味へと広がっています。

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    10 m