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第1金曜日・・・映画解説・研究者 上妻祥浩さん

第2金曜日・・・ライブ配信ディレクター 斉場俊之さん

第3金曜日・・・熊本市立出水南中学校 校長 田中慎一朗さん

第4・5金曜日・・・元RKKアナウンサー 宮脇利充さん


◆WEB https://rkk.jp/515news/

◆メール 515@rkk.jp


★地上波ではRKKラジオ(熊本)FM91.4 AM1197で、毎週金曜日 午後5時15分から放送中。是非生放送でもお聴きください。

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  • 年末年始は「ネットも防犯」 ――ライブ配信ディレクター・斉場俊之さんに聞くサイバー犯罪対策
    Dec 12 2025
    ネットも防犯! さいばのサイバー犯罪対策ニュース515+では、2025年最後の放送で「年末年始はネットも防犯 サイバー犯罪対策」をテーマに、ライブ配信ディレクターの斉場俊之さんが、身近なリスクと対策を解説しました。最近では、9月にアサヒビールグループがサイバー攻撃を受け、ビールや飲料の流通に影響が出たことが話題になりました。工場や物流システムが止まれば、「飲みたい人」も「売りたい人」も困ってしまいます。斉場さんは「大企業だけでなく、私たち一人ひとりの生活も、もうデジタル抜きでは回らない」として、年末年始こそネットの防犯を見直すタイミングだと呼びかけます。🔶なぜ今「ネットも防犯」なのか年末年始は、リアルな世界では防犯が強く呼びかけられる時期です。▶ 空き巣対策▶ 帰省中の戸締まりなどは、すっかりおなじみになりました。一方で、ネットの世界でも同じことが起きています。▶ 買い物やふるさと納税でオンライン決済が増える▶ 宅配やギフトのやりとりが増える▶ 忙しさとお酒で気が緩みやすいこうした条件がそろうと、サイバー犯罪に「つけこまれやすい状態」になってしまいます。🔶個人が狙われる“入り口”はメールとSNS斉場さんが「今いちばん注意してほしい入り口」として挙げたのが、メールとSNSのメッセージです。1️⃣ 不在通知メッセージ▶ 「お荷物をお届けに伺いましたが不在のため持ち帰りました。再配達はこちら」▶ 宅配業者名を名乗り、URL(リンク)をクリックさせる年末は贈り物が増える時期です。自分で注文した荷物なら把握できますが、「誰かが送ってくれたかも?」という“心当たりのなさ”が、逆に罠になります。しかも、最近の偽サイトは・・・▶ 本物そっくりのロゴやデザイン▶ 「配達中の荷物マップ」まで表示と、画面の作りが非常にリアルです。政府広報オンラインも「フィッシングの手口は年々巧妙化している」と注意を呼びかけています。2️⃣ 給付金・支援金を装ったメール▶ 「〇〇給付金が振り込まれます。こちらから申請してください」▶ 「申請期限は本日までです!」物価高対策などで、実際にさまざまな給付金制度が出ている今、「こんな給付金もあるのか」と思ってしまう心理を利用した詐欺も増えています。3️⃣ 「至急」「本日中」を連呼する“脅し系”メッセージ▶ 「税金の滞納があります。至急お手続きください」▶ 「アカウントが停止されます。本日中に対策が必要です」不安をあおり、冷静な判断力を奪うのが目的です。斉場さんは、こうした文言が並んだら「9割方怪しいと思っていい」と断言します。基本姿勢は「ネットではまず疑う」私たちは「人を信じましょう」と教わって育ってきました。しかし、ネットの世界では相手の顔も身元も見えません。斉場さんは、こう提案します。▶ ネット上のメッセージは「まず信用しない」から入る▶ 相手が本物かどうかは、別ルートで確認するこれは「人間不信」ではなく、見えない世界で自分と周りを守るための“マナー”と考えた方がよさそうです。🔶やってはいけないこと:メールやSMSのリンクをすぐ踏む詐欺の多くは・・・▶ メールやSMSに貼られたリンクを踏ませるところから始まります。そこから誘導されるのは・・・▶ 偽のログイン画面▶ 個人情報入力フォームです。最近は・・・▶ 短縮URLで本当のアドレスが隠されている▶ 本物そっくりのドメイン名を使っているなどの手口もあり、アドレスの見た目だけで判断するのは難しくなっています。ルールはシンプルです。▶ メールやSMSに記載されたリンクは「踏まない」(押さない)▶ 本当に必要なら、自分で公式サイトやアプリを開いて手続きする政府広報オンラインも、正規サイトを自分で検索してアクセスすることを推奨しています。正しい確認ルート:公式サイト・公式アプリ・電話🔶本物かどうか分からない。けれど、本当に連絡だったら困る――そんなとき、どうすればいいのでしょうか。斉場さんの提案は次の3つです。① 宅配・通販は「公式アプリ/公式サイト」から確認▶ よく使う宅配会社の会員登録...
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  • 年末は映画館で心温まる時間を 「エディントンへようこそ」「楓」「サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行」
    Dec 5 2025
    上妻祥浩さんが選ぶ12月公開の注目作3本映画解説研究者・上妻祥浩さんが、年末に公開される注目の3作品を紹介しました。今月のキーワードは「分断」と「再生」、そして「共に生きる」。世界や社会のひずみ、人間関係の傷を抱えながら、それでも前を向こうとする人々の姿が描かれます。分断と不安の行き着く先🔶「エディントンへようこそ」(12月12日公開) 公式サイトはこちら👉https://a24jp.com/films/eddington/最初に紹介されたのは、アリ・アスター監督×ホアキン・フェニックス主演の新作「エディントンへようこそ」です。物語の舞台は2020年、コロナ禍のまっただ中にあるアメリカ・ニューメキシコ州の小さな町エディントン。ロックダウンで人々の不安と不満が蓄積し、町はいつ爆発してもおかしくない状態に追い込まれています。主人公は、保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)。IT企業の誘致で町を「救おう」とする野心家の市長テッド(ペドロ・パスカル)と、「マスクをする・しない」をきっかけに対立し、やがてジョーは「それなら自分が市長になる」と、市長選への出馬を決意します。選挙戦がヒートアップするにつれ、SNSにはフェイクニュースと憎悪があふれ、炎上が炎上を呼ぶ混沌状態に。同じころ、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の扇動的な動画にのめり込み、陰謀論に取りつかれていきます。エディントンの選挙戦は、疑心と論争と怒りが渦を巻き、町全体が破滅のふちへと突き進んでいきます。「コロナ禍は“きっかけ”にすぎなくて、人間の不安や恐怖がどう暴走していくのかを描いた作品です。SNSや陰謀論が現実を飲み込んでいく怖さを、ちょっと距離を置いて見つめ直せます」(上妻さん)スピッツ「楓」に導かれる、切なくも美しいラブストーリー🔶「楓」(12月19日公開) 公式サイトはこちら👉https://kaede-movie.asmik-ace.co.jp/2本目は、熊本出身の行定勲監督による最新作「楓」。スピッツの名曲「楓」を原案に、ひとつの“秘密”を抱えた恋人たちの物語が紡がれます。福士蒼汰さんが一人二役で演じるのは、双子の兄弟・楓と楓太。弟・楓太が事故で突然命を落とし、その恋人・さち(福原遥さん)はショックのあまり、兄・楓を亡き恋人と勘違いしてしまいます。楓は真実を明かせないまま、弟のふりをして、彼女と「恋人として」生きていくことを選びます。ふたりの周囲の人々は、どこか違和感を覚えながらも見守るしかありません。ニュージーランドで撮影された大自然の風景が、切ないラブストーリーに透明感を添えます。「福士蒼汰さんは、兄と弟の微妙な差を、声のトーンや立ち姿で演じ分けています。福原遥さんのまっすぐな感情表現も相まって、観ているこちらの心が何度も揺さぶられました」(上妻さん)行定監督と主演のふたりは、熊本日日新聞社のフリーペーパー「くまにち すぱいす」のインタビューにも登場。作品に込めた思いや、ニュージーランドロケの裏側などを語っています(12月19日発行号に掲載)。笑って泣ける“やさしいクライム・ムービー”🔶「サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行」(12月26日公開) 公式サイトはこちら👉https://somethingextra-movie.jp/最後に紹介されたのは、フランス発のハートフルコメディ「サムシング・エクストラ! やさしい泥棒のゆかいな逃避行」です。物語の主人公は、宝石店に押し入った父と息子の泥棒コンビ。逃走の途中で、障害のある人たちと支援者のグループによるサマーキャンプの一行に紛れ込み、「付き添いボランティア」のふりをして旅に同行することになります。一緒に過ごすうちに、泥棒親子の中に少しずつ変化が生まれていきます。障害のある人たちとの交流を通じて、自分本位だった彼らが他者を思いやる感情を取り戻していく姿が、ユーモアと温かさをもって描かれます。この作品には、実際に障害のある11人のアマチュア俳優が出演。脚本も、出演者それぞれに合わせて“当て書き”されており、その自然な存在感が作品の魅力となっています。「エンタメ...
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  • 台湾有事は「存立危機事態」か ――高市首相発言と世論調査が映す“変わりゆく日本”
    Nov 28 2025
    元RKKアナウンサーの宮脇利充さんが、高市早苗首相の国会答弁と世論調査の結果から、日本社会の変化について語ります。聞き手はRKKの江上浩子です。🔶 発端は「台湾有事は存立危機事態になりうる」発言11月7日、衆議院予算委員会でのことです。立憲民主党の岡田克也議員の質問に対し、高市早苗首相が次のような趣旨の答弁を行いました。▶ 中国・北京政府が台湾を完全に支配下に置くため、戦艦を動かし武力行使を伴う行動に出た場合、 それに対しアメリカが軍を派遣するようなケースであれば「どう考えても存立危機事態になりうるケースであると私は考える」「台湾有事」が日本の「存立危機事態」に当たりうる、と首相自らが明言した形です。宮脇さんは、この発言そのものにも驚きを覚えたとしたうえで、「それ以上にショックだったのは、その受け止め方を示した世論調査の結果でした」と話します。🔶 「存立危機事態」と集団的自衛権とは何か高市首相の答弁を理解するためには、「存立危機事態」と「集団的自衛権」というキーワードを押さえる必要があります。まず「集団的自衛権」とは・・・ 自国が直接攻撃されていなくても、密接な関係にある他国への武力攻撃に対し、実力を用いてそれを阻止する権利と国際法上定義され、日本政府も同様の説明を行っています。日本では長く「専守防衛」を掲げ、海外での武力行使や集団的自衛権の行使は、「憲法上許されない」とされてきました。流れが変わったのは、第二次安倍政権の2014年です。▶ 2014年7月 第二次安倍内閣が「集団的自衛権の限定的行使を容認する」とする閣議決定▶ 2015年 安全保障関連法(いわゆる安保法制)が成立し、「存立危機事態」が法律上定義される法律上の「存立危機事態」は、要約すると次のような状態を指します。▶ 日本と密接な関係にある他国への武力攻撃が発生し、その結果、日本の存立が脅かされ国民の生命・自由・幸福追求の権利が「根底から覆される明白な危険」がある場合。この条件を満たしたと内閣が判断したとき、日本は集団的自衛権を行使し、自衛隊が武力行使に参加できる――つまり「海外で戦闘に関わる可能性が現実化するライン」が「存立危機事態」だといえます。🔶 世論調査が映した「問題なし」50%という現実では、高市首相の国会答弁を、世論はどう受け止めたのでしょうか。毎日新聞と社会調査研究センターが今月実施した世論調査では、「台湾有事が存立危機事態になりうる」とした高市首相の答弁について、▶ 「問題があったと思う」……25%▶ 「問題があったとは思わない」……50%という結果が出ました。宮脇さんは、「数字を見て思わず『逆じゃないのか?』と感じた」と振り返ります。調査結果の内訳を見ていくと、傾向はよりはっきりします。▶ 自民党支持層の65%、日本維新の会支持層の54%、国民民主党支持層の65%が「問題なし」▶ 参政党・日本保守党の支持層では「問題なし」が8割を超える▶ 年代別では、40歳以下の55〜60%が「問題なし」と回答▶ 一方で60代は49%、70歳以上は41%と、年齢が上がるほど「問題視する」傾向が強まる「若い世代ほど、高市首相の発言を“問題ない”と受け止めている。このことに、強い違和感と危機感を覚えました」と宮脇さんは語ります。🔶 「日本の存立を脅かす」のは何かここで、もう一度「存立危機事態」の中身に立ち返ってみます。高市首相の答弁は、▶ 中国が台湾に上陸・封鎖などの行動に出る▶ それに対しアメリカが軍を派遣する▶ その結果、日本もそれに「加勢」するケースは「存立危機事態になりうる」という筋立てでした。宮脇さんは、ここに大きな論点があると指摘します。「日本の存立が本当に脅かされるのは、中国とアメリカが戦火を交える“から”ではなく、そこに日本が自衛隊を派兵して“参戦するから”ではないか――そう考える必要があると思うんです」戦争は一度始まれば、どこで歯止めがかかるか誰にも分かりません。▶ 当初は自衛隊だけが前線に送られる想定でも、戦況次第では拡大する可能性がある▶ 「最小限の武力行使」で済む保証は、...
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