ビジネス達人の教え  By  cover art

ビジネス達人の教え

By: Dale Carnegie Tokyo Training
  • Summary

  • 日本のビジネスで成功するためには、リーダーシップ、セールス、プレゼンテーションスキル、そして相手を動かす力が必要です。 この番組では、実際のビジネス経験に基づき、実践的な方法で、成功するためのスキルを向上させ、どんな問題に対しても適切なソリューションを提供するためのヒントをご紹介します。
    2022
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Episodes
  • 80 セールスパーソンの「CARES」
    May 7 2024
    セールスの皆様、日々、様々なチャレンジを楽しみながらお仕事をこなしていらっしゃることと思います。セールスのお仕事はお客様の幸せを紡ぎだすお手伝いができる素晴らしいお仕事です。お客様は日々、沢山の情報に溢れ、多くの選択肢がある中から、何かを選択して生きているのです。そんなお客様を気遣うセールスパーソンになれれば、私たちはお客様にとって、単なるセールスパーソンの域を超えた良きアドバイザーとして信頼しあう関係性が産まれるのです。 今日は、セールスパーソンの心の中にある、人をサポートしたい。というホスピタリティの気持ちをどのように表すかについて、詳しく見て参りたいと思います。 CARES(:アルファベットでCARESと表します)今日はこのCARESをご紹介させて頂きます。 この、CARESは略語です。セールスの方のみならず、どのようなビジネスパーソンの方でもお役立ていただけると思います。 それでは、CARES:「C」「A」「R」「E」「S」が意味するところを一つ一つ見てまいりましょう。 まず初めにCaresの「C」はComplimentの「C」です。コンプリメントは賛辞という意味です。お客様のオフィスに訪問するとします。そこには何か素晴らしいものや、とても特徴的なものが置かれていると思います。それに気づいて、しっかりと褒めるのです。しかも、誠意を込めて。ここまでなら、多くのセールスパーソンの方々が既にしかも自然に行っていると思います。 我々は、その先をめざします。目に見えないものにまで目を向けてあげられるセールスパーソンになって頂くのです。 例えば、美しい眺望のオフィスに訪問したとします。誠実に、とても素敵な眺めですね!と伝えることはほとんどのセールスパーソンが当然できていると思います。私たちが目指すのはその先ですと申しました。そう、私達たちは、目に見えない価値について言及しているでしょうか。たとえば「本当に素晴らしい眺めですね。このようなオフィスで働く社員の皆様のモチベーションに大きな影響を与えているでしょうね。このようなお気遣いにこそ、御社の人に投資する姿勢が現れますね。」のように単に美しい眺め!を褒めるのではなく、そのことでのメリットやそのものを選んだ方の特質を言及して伝える事です。しかも、ゴマすりではなく、心からの誠意を持ってお伝えします。 Caresの2文字目の「A」はAskの「A」です。そう、お客様に誠実に質問をさせていただきます。つまり、相手に沢山話をさせるという事です。これは、セールスパーソンなら皆様ご存じだと思いますが、セールスパーソンはつい、自分が話す割合が多くなりがちです。このチャンネルをお聴きの方は、耳にタコだと思いますが、商談で自分が話す割合はマックス20パーセント。お客様が話す割合が80%以上が理想です。 お客様は自分の話を聴いてほしいのです。そして、誰もが、セールスパーソンから説き伏せられるのではなく、自分が納得して買いたいのです。つまり、お客様が沢山話をしている時は、お客様が自分で自分の話を自分の耳で聴きながら、自分で自分にセールストークをしている状態です。お客様が、自分で自分自身に買う理由を説明している状況なので、私たちの役割はそれを聴き、共感してあげる事。良く話しを聴いてくれる方にこそ信頼を寄せ、お客様が本音を話してくれるようになります。その環境さえ提供できれば、お客様の「イェス」は大変スムーズに頂けます。 ちなみに、早い段階で信頼関係が作れれば、お客様が我々の製品やサービスに誤解を持っていた場合でも早い段階で、お客様がニュートラルな視点を持つように会話を勧めていくことができます。どんな場合でも、相手を否定せず、お客様の持つ感情に共感をしながら、良い聴き手となり信頼を築きましょう。 それでは、Caresの「R」についてお話しさせて頂きます。「R」はReferral、紹介です。紹介者の方は既に信頼関係があるからこそ、自分の知り合いを私たちにご紹介してくださるわけです。紹介者の方は、自分のお知り合いの方を私たちと波長が合うと思ってご紹介してくださるわけです。ご...
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    15 mins
  • #79 心に残る自社紹介
    Apr 29 2024

    皆様は、プレゼンの冒頭はどのような工夫をされていらっしゃいますか?

    プレゼンにおいての第一印象についてはこれまでもこのポッドキャストでお話ししてまいりました。

    第一印象というdのは最初の数秒で決まってしまうと言われています。それを踏まえた上で、改めて考えてみましょう。プレゼンの冒頭の大切な大切な時間をどのように使っていますでしょうか?

    多くのビジネスプレゼンの場合、最初に自社についてや、自己紹介のスライドを用いてお話しされることが一般的だと思います。

    もちろん、自分達について聴き手にご存じ頂き、信頼を構築することは大変重要です。自社紹介や自己紹介を行う際にスライドを用いてスペックや事実を伝える方法以外で聴き手との信頼関係を上手に構築しているプレゼンターの方に出会う機会があると、本当に胸が躍ります。

    自社について何枚ものスライドを用いて説明したプレゼンターと、スライド無しでも聴き手と繋がりながら、聴き手の頭の中に映像を描かせたプレゼンター、、、どちらが記憶に残るでしょうか。聴き手の心に残るプレゼンとは、どのようなプレゼンでしょう。

    私が拝見したビジネスプレゼンで、冒頭で自社を紹介するにあたり、忘れられないプレゼンがあります。

    あるスタートアップ企業のファウンダーの方でした。

    その方は、プレゼンが始まると、自社のロゴのスライド一枚で、自分の少年時代のエピソードを話し始めました。まず、時と場所を話します。そのことで誰もが思い描けるある特定の場所に会場にいる私たち全員を瞬間移動させました。

    そして、登場人物は少年時代の自分とお父さん。そしてそのエピソードは完結で、彼の子供のころのある一場面で自分の人生の価値観が形成されたストーリーを話しました。そして、そのストーリーの中の世界が、その方の会社の社名となったという結びでした。

    わずか1分程度のストーリーでした。

    全員が、少年の夢に感情移入し、少年時代の夢を叶えた、目の前のプレゼンターにくぎ付けになりました。

    そして、脳内再生されたストーリーに紐づいたその会社名を忘れることは有りません。そのメリットは絶大です。たとえ会社の詳細を忘れたとしても、社名さえ頭に残っていればネットで検索できるのです。

    ビジネスプレゼンの機会でも、華美なスライドや詳細の説明で貴重な時間を沢山使うよりも、簡潔なストーリーで繋がる方法は、あなたというブランドとメッセージを効果的にお伝えするにあたり、有効な場合があるということを再確認することができます。

    ですから皆さん。

    ストーリーで聴き手と繋がりましょう。

    そうすれば、あなたのストーリーは聴き手の心の中で生き続けることができます。

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    8 mins
  • 78 チャレンジを導くリーダー
    Apr 15 2024

    リーダーはチームメンバーから好感を持たれ、チームメンバーお一人お一人の視点にたって物事を見、しっかりとお話しを聴く。これが、大切です。このことは、このポッドキャストをお聴きの方でしたら、ご存じだと思います。それぞれのチームメンバーが何を望んでいるのかを理解することは、エンゲージメント向上には欠かせない要素なのです。「リーダーは嫌われてなんぼ」という言葉に逃げて、自分の好感を持ってもらえるように取り組む事を後回しにしているリーダーの方は、エンゲージメント促進の機会損失ですね。今日のビジネスの世界では、賞賛の仕方を学び、成長機会をうまく提示する必要性が多く語られております。リーダーが笑顔を絶やさず、感謝の気持ちを伝えることは、チームメンバーのみならず組織にとっても素晴らしい変化をもたらすでしょう。お一人お一人のメンバーにその方の価値を伝えることは、彼ら自身が自分と自分の仕事に誇りを持つための鍵となります。リーダーは支持命令をするよりも、良い聞き手になり、チームメンバーの自発的な行動を促し、成長意欲を刺激することが求められます。そのように心理的安全性が担保されている組織はチームメンバーの挑戦を促すのです。

    心理的安全性を保つために良い聴き手になり、賞賛することに加えて、リーダーとして心得るべき大切なポイントがあります。

    チームメンバーの挑戦を促す上で重要な組織の心理的安全性を保つための、大切なリーダーの在り方をみてまいりましょう。

    それは、もし自分が間違っていたら、素早く誠実に認めることです。そして常に自分の失敗談を共有しましょう。そうすることで、チームに対して「私は完璧ではなく、そして皆さんも完璧でなくても大丈夫ですよ。」というメッセージが伝わり、失敗も受け入れられる安心安全な環境が作られるのです。リーダーが完璧主義で隙がなく、失敗を許さない!というメッセージを発していたら、チームメンバーも委縮してしまいます。無難なチャレンジしかしなくなります。失敗も大歓迎し、挑戦したこと自体を賞賛するカルチャーがあるかないかで、メンバーのアウトプットは大きく変わるのです。

    誰かがアイデアを出したら、彼らの意見を尊重し、質問をしながら聞いてみましょう。そうすることで、チームメンバーが自分たちのアイデアに責任を持つようになります。補足すべきことに自ら気づいたりすることもあります。チームメンバーの立場に立って物事を見ることで、彼らが理解されたと感じ、その結果、チーム全体が目標に向かって一丸となり取り組む姿を見せてくれるでしょう。チームメンバーの成長を讃え、彼らが開拓者であり、重要な人材であることを伝えることが大切です。

    このような新しいアプローチを実践することで、チームメンバーがリーダーに好感を持ち、尊敬してくれるようになります。自らアイディアを出し、私たちが声をかけるより前に率先して相談をしてくれるようになります。そして、安心してチャレンジをしてくれるようになるのです。

    ですから皆さん、チームメンバーの心に光を灯し、挑戦を促すバトンを渡しましょう。そうすれば、チームメンバーは渡されたバトンを持って遠くまで力強く走り続けてくれます!

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    9 mins

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