昭和の音旅 #147 指宿市の「坂田踊」 Podcast Por  arte de portada

昭和の音旅 #147 指宿市の「坂田踊」

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音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


昭和35年の音源から、指宿市の「坂田踊」をお届けします。

揖宿神社のある宮地区に伝わる「坂田踊」は、島津の殿様一行が参勤交代で江戸へ上る際に、道中で長旅の疲れを癒すために踊られたと言われています。

戦前は旧暦2月10日に行われ、4年に1回宮ヶ浜だけで踊られていましたが、戦後は春の彼岸の中日、揖宿神社の浜下りの時に宮ヶ浜か潟口の御旅所で踊られていました。

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