昭和の音旅 #142 出水市高尾野町の「兵六踊(ひょうろくおどり)」 Podcast Por  arte de portada

昭和の音旅 #142 出水市高尾野町の「兵六踊(ひょうろくおどり)」

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音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


昭和36年の音源から、出水市高尾野町の「兵六踊(ひょうろくおどり)」をお届けします。

「兵六踊」は、薩摩の武士・大石兵六が吉野の原で狐退治をする話「大石兵六夢物語」を劇風に舞踊にした芸能で、毎年9月23日の紫尾神社の祭礼で奉納される県指定の無形民俗文化財です。豪快さとユーモアが特徴で、踊り手は頭に手拭、袖をまくり上げたカタビラを着用し、腰には白帯、足元にはわらぞうりを履き、カズラをまきつけた棒杖を持って踊ります。

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