混雑嫌いの斉場俊之さん、『大阪・関西万博』を体験レポート Podcast Por  arte de portada

混雑嫌いの斉場俊之さん、『大阪・関西万博』を体験レポート

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ライブ配信ディレクターでラジオパーソナリティの斉場俊之さんが、自他ともに認める「混雑嫌い」の性格を持ちながらも、2025年に開催中の大阪・関西万博を訪問。今回は「混雑が嫌いなサイバーが万博に行ってみた」というテーマで、自身の体験を振り返りながら、万博の魅力や注意点を語った。🔶 並ばない万博は本当か?実際は…「並ぶのが大嫌い」と話す斉場さんは、比較的空いているとされる7月の平日を選んで万博会場へ。朝9時の入場を目指し、開場30分前に到着したものの、入場ゲートを通過するまでに約40分、全体で70分ほどの待機時間がかかったという。「日陰がほとんどないので、帽子と水分は必須」と語るように、炎天下での待機には注意が必要だ。一方、11時や12時の入場枠では比較的スムーズに入場できる傾向もあるとのこと。ただし、万博では入場時間帯ごとに入場者が制限されるため、早い時間に入ると比較的空いた状態で会場内を回れるというメリットもある。事前予約は2ヶ月前と7日前の抽選による2回のチャンスのみで、最大2つのパビリオンしか予約できない。また、当日や3日前からの先着順予約はほとんど埋まっているのが現状だ。「結局、並ぶことを前提に楽しんだほうがストレスが少ないかもしれません」と斉場さんは率直な感想を述べた。🔶 「大屋根リング」は圧巻。回り方のコツも伝授「まず目を引くのが、世界最大級の木造建築とされる『大屋根リング』です」と語る斉場さん。全長約2キロメートルのリング型構造物は、万博会場の中心を囲み、その上に登れば会場全体を一望できる。「私はその大きさに圧倒されて全部は回れませんでしたが、建築物としての迫力は本当に圧巻でした」また、会場は日陰が少ないため、こまめな水分補給と帽子の着用が欠かせない。給水ポイントや自動販売機も設置されているので、活用しながら無理のない行動を心がけたい。🔶 並ばないコツは「空いているところに入る」「私は基本的に、行列が少ないパビリオンを見つけたら迷わず入るスタイルでした」と語る斉場さん。人気施設に固執せず、そのとき空いている場所を優先することで、館内で過ごす時間を最大化し、暑さ対策にもなるという。特に、聞き慣れない国や中小の国々のパビリオンに足を運ぶことで「こんな国があるんだ」と多くの学びが得られたと語る。また、複数の国が共同出展している「コモンズ館」では、次々と多国の文化に触れられる“プチ世界旅行”のような体験ができたという。「それぞれのパビリオンに入ると、その国ならではの香りが漂ってくるんです。お香だったり食べ物の香りだったり。五感で楽しめるのが万博の醍醐味です」🔶「映像だけでは物足りない」というリアルな感想今回の万博では、多くのパビリオンで映像コンテンツが主軸となっていた印象を受けたという。「炎天下で並んで、入ってみたら映像を見るだけ。私は映像に関わる仕事をしているからこそ、もっとリアルな体験や本物に触れる仕掛けがあってほしかった」実際、イタリア館のように本物の美術品が展示されていたり、音楽やダンスなどの“体験”ができる施設には来場者が多く集まっていた。「みんな目が肥えてるんだと思います。本物やリアルな体験に価値を感じているのがよくわかりました」🔶 現実と夢が繋がる万博に企業館では未来的な展示が多く並び、「こんな未来が来るといいな」と思えるような内容もあるが、斉場さんは「夢の提示だけでなく、今の課題とどう繋がるのかを示してほしい」と感じたという。「交通問題や地域の課題に取り組む立場として、もう少し現実に寄り添った内容があると、未来への説得力が増すのではと思いました」🔶 地理の教科書を片手に、万博へ最後に斉場さんは「地理の教科書を読んでから行くと、より楽しめるかもしれません」と締めくくった。万博はまさに“生きた世界地図”。混雑が苦手という自分の殻を破って飛び込んだことで、多くの新しい発見や学びを得られた今回の体験。読者にとっても、万博の楽しみ方を見つけるヒントとなるはずだ。🔵ライブ配信ディレクター:...
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