Episodios

  • 昭和の音旅 #148 坊津町の「十五夜踊」
    Oct 13 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和36年の音源から、坊津町の「十五夜踊」をお届けします。

    旧暦8月15日、南さつま市坊津町泊の九玉神社へ奉納されており、かつては夜に浜辺で輪になって踊っていましたが、現在は泊公民館横の広場で踊られています。

    音楽は三味線と太鼓で奏でられ、「シベ踊り」「扇子踊り」「手踊り」などがあります。「泊十五夜踊」を含む南薩摩の十五夜行事は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

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  • 昭和の音旅 #147 指宿市の「坂田踊」
    Oct 10 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和35年の音源から、指宿市の「坂田踊」をお届けします。

    揖宿神社のある宮地区に伝わる「坂田踊」は、島津の殿様一行が参勤交代で江戸へ上る際に、道中で長旅の疲れを癒すために踊られたと言われています。

    戦前は旧暦2月10日に行われ、4年に1回宮ヶ浜だけで踊られていましたが、戦後は春の彼岸の中日、揖宿神社の浜下りの時に宮ヶ浜か潟口の御旅所で踊られていました。

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  • 昭和の音旅 #146 奄美のシマ唄「長菊女(ちょうきくじょ)節」
    Oct 9 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和36年の音源から、奄美のシマ唄「長菊女(ちょうきくじょ)節」をお届けします。

    「長菊女節」は別名「昔くるだんど節」、江戸時代に加計呂麻島の伊子茂であった無理心中を歌ったものといわれています。

    相思相愛でしたが、女が親の意見に従って他の男と婚約。裏切られた男は、ある日懐に刀を隠し持って女の後をつけ、ラッキョ畑で無理心中を図ったという悲しい歌です。

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  • 昭和の音旅 #145 屋久島の「屋久杉」その3
    Oct 8 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和35年9月の音源から、屋久島の「屋久杉」を3回シリーズでお届けします。

    関西・関東方面で銘木として重宝がられている屋久杉は、江戸時代に島津藩では板瓦として使うため租税にかえて納入させていたものが、トビウオの漁と合わせて島民の糧になっていました。

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  • 昭和の音旅 #144 屋久島の「屋久杉」その2
    Oct 7 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。

    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和35年9月の音源から、屋久島の「屋久杉」を3回シリーズでお届けします。

    江戸時代の初めまで島民達は神木として斧を入れなかった屋久杉も、寛永年間、財政難に追い込まれた島津藩が産業開発という名目で伐採を始めたのが、世に出た初めと言われています。

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  • 昭和の音旅 #143 屋久島の「屋久杉」その1
    Oct 6 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。

    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和35年9月の音源から、屋久島の「屋久杉」を3回シリーズでお届けします。

    屋久杉の樹齢は平均2000年、中には3000年を越すものも…。木挽歌にからんで斧の音がこだまします。

    職人が山奥に入って切った杉は、海抜1000メートルに近い現場から25キロも続く営林署の軌道で港に運ばれていきます。

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  • 昭和の音旅 #142 出水市高尾野町の「兵六踊(ひょうろくおどり)」
    Oct 3 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和36年の音源から、出水市高尾野町の「兵六踊(ひょうろくおどり)」をお届けします。

    「兵六踊」は、薩摩の武士・大石兵六が吉野の原で狐退治をする話「大石兵六夢物語」を劇風に舞踊にした芸能で、毎年9月23日の紫尾神社の祭礼で奉納される県指定の無形民俗文化財です。豪快さとユーモアが特徴で、踊り手は頭に手拭、袖をまくり上げたカタビラを着用し、腰には白帯、足元にはわらぞうりを履き、カズラをまきつけた棒杖を持って踊ります。

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  • 昭和の音旅 #141 奄美大島 八月踊りの歌「さんだまけまけ」
    Oct 2 2025

    音で楽しむ、ふるさとの風景…鹿児島県内に伝わるお祭りや民謡など懐かしい音を季節ごとに紹介します。


    MBCラジオは1953年(昭和28年)に開局しました。MBC資料センターには、開局当時からの貴重なラジオの音源が多数保存されています。なかでも、昭和30年代~50年代の鹿児島県内各地のお祭りや民謡などの貴重な音源が大量に残されています。

    市町村合併により地名が変わる中、過疎化・少子化で消滅の危機にあるお祭りや、唄い手継承の危機にある民謡なども多くあると思われます。鹿児島に古くから伝わる習俗を保存した当時のラジオの音源は、まさに文化遺産ともいえる貴重なものです。 これらを発掘してデジタルアーカイブ化するとともに、再び電波に乗せることにより、脈々と繋いできた鹿児島の文化の継承に努めてまいります。

    当時を知る人々を郷愁に誘い、若い世代には古き良きふるさとの文化と出会う機会になることを願います。


    昭和30年の音源から、奄美大島の八月踊りの歌「さんだまけまけ」をお届けします。

    「八月踊り」は沖縄・奄美諸島などで五穀豊穣を祈願する伝統的な踊りで、旧暦の8月(新暦9月頃)に行われる「豊年祭」を中心に、チヂンと呼ばれる太鼓と島唄に合わせて輪になって歌い踊るものです。日程は集落毎に異なりますが、数日かけて、時には夜通しで集落内の全戸を順に回りながら路や庭で踊る習わしでした。現在は、簡略化されて集落内の広場での踊りとすることも多いようです。


    「さんだまけまけ」も八月踊りでよく歌われる歌で、労働の喜び・実リの喜びを歌ったものです。大島実業高校の皆さんの元気な歌声で紹介します。

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