労働は減ったのに疲労は増加!?
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体は動いていないのに、頭だけがずっと働き続けている感覚ってありませんか? 通知、タイムライン、次から次へと来るメッセージ。移動時間も休憩時間も、脳は入力の処理でフル回転。結果として、肉体労働は減っているのに、疲労感だけが増していくという逆転現象が起きています。鍵になっているのは「情報過多」「コンテキストスイッチ」「決断疲れ」。小さな切り替えや選択の連続が、気づかぬうちに集中力と意志力を削っていきます。
情報は“カロリー”に例えられるかもしれません。高刺激のコンテンツを早送りで摂取すると、一時的には満たされても、思考は浅くなり、睡眠の質も下がりやすい。しかも、脳は未処理のタスクや未読の通知を“開放ループ”として抱え込み、休んでいても休めない状態をつくります。では、どう整えるか。通知の間引き、単一タスクの時間、オフラインの散歩、紙のメモ、意思決定の定型化など、脳の切り替え回数を減らす工夫が効いてきます。
「疲れているのは体ではなく脳」だとしたら、必要なのは“何もしない時間”ではなく“入力を止める時間”。情報との距離の取り方を変えたとき、私たちの疲労感はどこまで軽くなるのでしょうか。今回は、情報過多が生む現代の疲れの正体と、その付き合い方について考えてみました。
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