[18巻]稲森夜話 聴かなければよかった話 十八

De: 稲森 誠

Narrado por: 稲森 誠

幼少のころから不思議な体験を数多くした稲森の実話をもとに構成され、その全てが実体験。
本人が体験したからこそ語ることのできる、細部にわたる生の臨場感には定評がある。
ただ恐ろしい・怖いだけではなく、怪談の風情を楽しめる語りが特徴。
本職が俳優である稲森の叙事あふれる話し方は、怪談の枠を越えて、男女を問わず支持されている。

内容紹介
【墓隣】(31分)
母親が亡くなってから3年。墓参りは父親の介護もかねて毎週月曜日に行っていました。 気になっていたのは隣の墓のこと。いつも花がなくて、いつも墓参りをした形跡がないんです。あるときそれを見た父親がうちの花を分けてやれって…。

【借り手のつかない不動産物件】(30分)
審査がなかなか通らない借り主と、そんな家族をなんとか審査に通して、それを仕事にする不動産仲介屋。建物に問題があるのか、その家族に問題があるのか？不思議な出来事が続く…。

【霊を呼び寄せる周波数】(20分)
いつのころからか、部屋の中で感じるようになった人の気配。
気味が悪かったのでお祓いをしてみると、そこにいたのは無数の…。

【おばあさんの一人芝居】(22分)
ディサービスに慰問にいったとき、お返しにと入居者さんが練習しているかくし芸のようなものを見せてくれることになったんです。でもそこで見たものは…。

【呪われたDVD】(13分)
大学の映画研究サークルで、持ち寄った映画の鑑賞会。
でもそこで上映されたのは、女の子をからかうためのAVだった。
ただそこに映っていたのは…。

©2021 Makoto inamori