芥川龍之介ベスト10

De: 芥川 龍之介

Narrado por: 斉藤 範子, 野口 晃

小説好きならこれだけはおさえておきたい、芥川龍之介の名作定番ベスト10
『奉教人の死』『蜜柑』『藪の中』『河童』『歯車』『羅生門』『鼻』『戯作三昧』『蜘蛛の糸』『地獄変』

芥川龍之介は大正期の小説家です。1892年東京都生まれ。東京帝国大学在学中の1916年に第四次「新思潮」創刊号に発表した「鼻」が夏目漱石に絶賛され文壇にデビューしました。初期の古典を材料にした「羅生門」「芋粥」「地獄変」などの名作を経て、「点鬼簿」「歯車」など自己の周辺にテーマを得た作品に移行。様々なトラブルで心身とも衰弱し、1927年に自殺して36歳の若さでこの世を去りました。没後、親友である菊池寛によって、芥川賞が創設されています。

芥川龍之介は多種多様な作品を残しています。「芥川ならこれ」という作品もひとによってかなり異なります。そんな中でも定番中の定番。「読書好きなのにこれ読んでないの」とならないために最低限おさえておきたい作品たち。
読書が趣味という方も、なんとなく気になる、芥川よく知らないという方も、この10作品だけは聴いておきましょう。「芥川読むならどれ？」と聞かれたときに、「これがおすすめだよ」と言える名作ベスト10です。©2022 PanRolling